【平成30年度改定対応】入院時費用とは?
入院時費用とは?
2018年度の介護報酬改定にて、認知症対応型共同生活介護に新たに創設された算定項目です。
認知症の方は環境の変化が、症状の悪化や周辺症状の発症につながりやすいとされています。そのためご利用者の早期退院を進め、退院後に速やかに安定した生活を送れるための取り組みを評価する入院時費用が設けられました。
種類および単位数
種類 | 単位数 |
---|---|
《新設》
入院時費用 |
246単位/日 |
算定要件
ご利用者が、病院または診療所に入院することになり、入院後明らかに3ヵ月以内に退院すると見込まれる場合は、ご利用者及びご家族の希望などを考慮し、必要に応じて適切な便宜を図ること、またやむを得ない事情がある場合を除いて、退院後は同じ事業所に入居することができる体制を整えことが要件となります。
算定回数は、ご利用者が病院または診療所へ入院した場合、1ヵ月に6日を限度として入院時費用を算定できます。
まとめ
2018年に創設された入院時費用は、今後算定する認知症対応型共同生活介護事業所が多くあると思います。算定要件をしっかりと確認し、満たした上で算定することになりますのでご注意ください。