介護報酬ファクタリングとは?手数料・デメリットを徹底解説!

  • 公開日:2025年01月01日
  • 2025年01月01日
  • SMS CO.,LTD

運転資金がギリギリで事業の継続が不安定...
銀行融資は難しく、介護報酬の入金まで毎月の支払いに追われている...
このような切実な資金繰りの悩みを抱えていませんか?

介護事業を経営するうえで、資金繰りは大きな課題です。特に介護報酬の入金は約2ヶ月後と長く、運転資金の工面に多くの事業者様を悩ませています。

そんなお悩みを解決する手段の一つが「介護報酬ファクタリング」です。
これは国保連からの介護報酬を本来の入金日より早く現金化できるサービスで、資金繰りに不安を抱える事業者様にとって強力な味方となります。さらに、借金にならないため、経営面での心配もありません。

この記事では、ファクタリングの仕組みや選び方、メリット・デメリットまで、安心してサービスを活用できるように説明いたします。

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目次

  1. 介護報酬ファクタリングとは
  2. 介護報酬ファクタリングの5つのメリット
  3. 介護報酬ファクタリングの3つのデメリット
  4. ファクタリング会社の選び方と比較
  5. ご利用事例のご紹介
  6. カイポケ早期入金サービスのご入金までの流れ
  7. まとめ

介護報酬ファクタリングとは?

介護報酬ファクタリングの仕組みや、2者間・3者間ファクタリングの違いなどを詳しく解説いたします。

介護報酬ファクタリングの仕組み

介護報酬ファクタリングとは、介護報酬債権をファクタリング会社が買い取ることで早期に資金化できるサービスです。

つまり、通常であれば国保連請求から約1.5か月後に支払われる介護報酬を、国保連請求から最短5営業日で介護事業所様に入金されるサービスになります。
介護報酬債権が発生しない保険外サービスでの売掛金に関してはご利用いただけません。

介護ファクタリングは、別名「介護報酬早期資金化サービス」「介護報酬債権ファクタリング」「介護報酬ファクタリングサービス」といった名称でも知られています。

ファクタリングの流れを表した図

2者間・3者間ファクタリングの違いと選ぶべきは?

ファクタリングには2者間・3者間という2つの取引形態があります。
それぞれメリット・デメリットを解説いたします。

  2者間 3者間
手数料 高い
(10%~30%)
低い(0.8%~20%程度)
資金調達までの時間 最短即日〜数日 5日〜2週間程度
国保連への通知 なし あり(債権譲渡の同意を得る)
メリット 国保連に知られずに利用可能
(債権譲渡の通知なし)
入金までが早い
手数料が安い
大手企業が運営していることが多い
デメリット 手数料が高い 国保連に知られる・承認が必要

まだ利用したことがない方には3者間ファクタリングがおすすめ

ファクタリングを初めて利用する方には3者間ファクタリングをおすすめします。
2者間・3者間どちらにもメリット・デメリットがありますが、手数料が安いことや債務者(国保連)に債権譲渡の通知がいくことで取引の透明性が高いといった理由からより安全性が高いと言えます。

介護報酬ファクタリングの5つのメリット

介護報酬ファクタリングを利用するメリットを5つご紹介いたします。

1.短期間での資金調達が可能!キャッシュフロー改善

国保連への請求後、介護報酬の入金までに通常は2ヶ月ほどかかりますが、その間も人件費や固定費などを支払う必要があります。十分な資金を確保できていないと運転資金が少なくなり、経営に不安を抱えることが想定されます。
ただし、介護報酬ファクタリングを利用すれば、国保連の支払いである2ヶ月後を待たずに資金調達が可能となり、キャッシュフローが改善し安定した経営が可能となります。

キャッシュフローの改善を表した図

2.銀行融資よりも審査が通りやすい

介護報酬ファクタリングは審査の通りやすさもメリットの1つです。
銀行融資の場合には保証人や担保の準備や書類等の作成などが必要となり、審査を受けるまでに時間がかかるため、実際の資金調達までには約1~2ヶ月ほどの時間がかかります。

介護報酬ファクタリングに置いて審査が通りやすい理由は、介護報酬債権がほぼ確実に承認されること、国保連(国民健康保険団体連合会)が倒産する可能性は極めて低いためです。

3.負債にならない!信用情報への影響もなし

介護報酬ファクタリングは貸付ではなく、介護報酬債権を売却して現金化するサービスであるため、負債にはなりません。
決算書に借入金に計上する必要はありません。負債にならず決算書への計上が不要であるため、信用情報に傷をつけることはないため、融資を受ける際にも影響はありません。

4.手数料相場が安く、コストも抑えられる

介護報酬ファクタリングは手数料相場が、平均1%前後と安い点が特徴です。
介護報酬ファクタリングは前述のとおり、売掛金の回収先が国保連になるため、未回収のリスクが低いため、安い手数料で利用が可能です。
手数料による入金金額の減少は最低限に抑えられ、安心して利用できます。

5.資金使途は自由!柔軟な資金繰りを実現

介護報酬ファクタリングは入金後の資金の使い道が自由というメリットがあります。運転資金の安定や賞与の支払い、設備投資、負担増加した固定費の支払いなど自由にお選びいただけます。

一方で融資や補助金を受ける際には、必ず資金使途を問われ、受給後の用途は限定的になります。
介護報酬ファクタリングは柔軟に使える自由度の高い資金を確保したい際にもおすすめできる調達手段の1つです。

介護報酬ファクタリングの3つのデメリット

介護報酬ファクタリングを利用するデメリットを3つご紹介いたします。

1.受け取る報酬額が請求額より少なくなる

ファクタリングサービスを利用すると手数料を支払う必要があるため、ご請求額の満額を受け取ることができません。介護報酬ファクタリングは比較的手数料が低く設定されておりますが、差し引かれることを理解した上で、できる限り手数料が安い企業を選ぶと安心です。

2.長期利用に注意が必要

介護報酬ファクタリングは資金繰り改善に良い手段ですが、長期利用すると資金繰りが悪化する可能性があります。
上記のように手数料を差し引いた金額が入金されるため、長期利用を続けると満額を受け取ることができない期間が長くなります。加えて、ファクタリングサービスの利用を停止すると国保連(国民健康保険団体連合会)から介護報酬が入金されるまでには期間が開いてしまうためです。

3.報酬を一括で受け取ることができない場合もあり

ファクタリングサービスによって介護報酬を一括で受け取ることができない場合があります。
介護報酬ファクタリングでは、事業者が国保連(国民健康保険団体連合会)に請求した介護給付費が全額認められるとは限らない(返戻)が発生する可能性があるため、全額を入金しないファクタリング会社が複数あります。

介護報酬債権額が確定する前に入金を実行するため、返戻が起こった際にも対応できるよう入金回数を分ける企業があります。
カイポケファクタリングもその一つで2回に分けて事業者様へご入金しています。

【介護施設向け】ファクタリング会社の選び方と比較

上記のメリット・デメリットを踏まえてファクタリング会社の選び方と比較ポイントを解説いたします。

1.手数料は安いものを選ぶ

介護報酬ファクタリングを選ぶときは手数料は必ず確認しましょう。
毎月利用することになるため、手数料は相場や他社と比較して高いかなどをチェックしましょう。
安ければ良いというわけではありませんが、相場と比較して極端に安い場合は注意が必要です。追加費用が発生しないか、透明性のある料金体系であるかを確認し、信頼できる企業を選びましょう。サービスを利用すると手数料を支払う必要があるため、ご請求額の満額を受け取ることができません。介護報酬ファクタリングは比較的手数料が低く設定されておりますが、差し引かれることを理解した上で、できる限り手数料が安い企業を選ぶと安心です。

2.契約手続きが簡単な企業を選ぶ

介護報酬ファクタリングを利用する際には契約手続きが煩雑でないか、決算書の提出など融資のように利用ハードルが高くないかを確認するようにしましょう。

介護報酬ファクタリングは貸付ではなく、介護報酬債権を売却して早期現金化するサービスです。介護報酬債権を担保としたローンや資金調達手段もあるので、よく注意しましょう。

3.最低利用期間が許容の長さである企業を選ぶ

手数料や契約手続きの簡便さも重要ですが、経営改善に向けた資金調達が可能かどうかで決めることが重要です。

契約期間をはじめとした契約条件や解約手数料など利用を停止しにくいファクタリングには注意が必要です。利用条件などに疑問がないか等を確認して安心して利用できるサービスかどうかをご判断していただく必要があります。

4.信頼性と実績で安心できる企業を選ぶ

経営において重要となる資金調達であるため、安心できるファクタリング会社を選ぶ必要があります。

ファクタリングを提供する会社の中には残念ながら悪徳業者もあるのが現実です。
東証プライムやグロース市場における上場会社や業界事例などが多くある企業かどうかをもとに安心して自社の介護報酬債権を売却できるかどうかを判断できると良いでしょう。

ファクタリング会社の比較

介護報酬ファクタリング会社を利用する際には複数の企業のファクタリングのサービス内容を把握して利用することをおすすめします。
カイポケ早期入金は手数料が安価かつ契約手続きも簡単であり、最短利用期間も3ヶ月と短く、解約手数料はかからないといった小回りの効きやすさにご満足いただいています。

  カイポケ早期入金 A社 B社
手数料 0.8%〜 1% 年7%〜
契約手続き ◯ △ △
最低利用期間 3ヶ月 1年 個別判断
解約手数料 なし あり あり
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カイポケファクタリングを利用されているお客様の声

カイポケファクタリング(カイポケ早期入金)サービスを利用されているお客様の声や利用例をご紹介いたします。

安定した経営に役立っています

「介護報酬は請求してから入金まで2ヶ月くらいかかります。この時間差によって、開業当初から慢性的に資金繰りに困っていました。銀行から融資を受けるまでではなかったのですが、0.8%という手数料の安さが魅力でカイポケの早期入金サービスを利用させていただきました。請求した報酬の8割がすぐに入金され、おかげさまで余裕を持ってサービス提供ができるようになりました。融資とは違い、自己資金ですし、すぐに利用できるので、安定経営に大変役立っています。」

早期に資金を調達できて大変役にたっています

「カイポケのサービスでは、カイポケ採用、カイポケホームページ※などいろいろ利用させていただいておりますが、早期入金サービスもとても役に立ちました。そんなに大きな金額を請求しているわけではなかったのですが、先々資金調達に悩みたくなかったので利用しました。今は、経営が安定したので利用していませんが、一旦資金繰りを安定させるために大変役に立ちました。」

※カイポケ採用、カイポケホームページはすでにサービス提供を終了しています。

導入費用と手数料の安さが魅力でした

「借入金の返済を一刻も早く進めたかったのと、職員の給与にあてる資金繰りに毎月頭を悩ませていました。カイポケ早期入金サービスは、他社に比べて導入費用、手数料が格安だったので、決めさせていただきました。今は、給与支払いがスムーズに行え、職員のモチベーションアップにもつながり大変役に立っています。」

自己資金で運用でき、一気に事業を拡大するのに役立ちました

「開業まもなく、介護報酬は2ヶ月後に入金されるので、支払額の方が多くなることもあり、人件費確保に悩んでいました。事業展開もかなえられていませんでした。しかし、介護ファクタリングは、融資・借入ではなく、自己資金で運用できること。また、事業展開のタイミングを逃さず拡大できること。申し込みも簡単で素早い手続きだったことから、カイポケ早期入金サービスを利用させていただきました。利用させていただいて、事業拡大に伴う人件費確保に余裕が持て、資金繰りが安定し、余裕が持てました。また、社員に還元することで、モチベーションアップにつながり、良いサービス提供と利用者様の満足度向上にも繋がりました。」

借入以外で資金調達できて良かったです

「最初に開業したクリニックが順調に患者数を伸ばして経営も安定してきたため、2件目の開業を考えていました。ただ、金融機関からの融資は時間もかかるし、何より1件目のローンが残っているとどうしても躊躇してしまって…。そうやって悩んでいた時に借入以外に資金調達できる方法があると知り、エス・エム・エスの診療報酬ファクタリングサービスに申込みました。」

カイポケファクタリング(早期入金)サービスのご入金までの流れ

STEP 1 :お申込みをする

カイポケファクタリングサービスは立ち上げたばかりの新規事業者の方、新規法人の方でもご利用いただけます。事業計画書なども不要であるため、利用しやすいのがポイントです。
開業資金で融資を受けて、開業直後に借入や負債を増やしたくないという介護・医療・障害福祉施設事業者様は資金繰りの改善にお役立てください。

STEP 2 :ご契約する

ご提出いただいた書類を確認後、契約内容についてご確認いただいてご契約となります。

STEP 3 :債権譲渡通知書送付

介護事業所様と介護報酬ファクタリング会社であるエス・エム・エス(カイポケ)の連盟で、国民健康保険団体連合会または社会保険診療報酬支払基金に内容証明郵便で債権譲渡通知書を送付します。

STEP 4 :国保連に介護報酬請求

介護事業所様から国保連(国民健康保険団体連合会)に対して、売掛金である介護報酬の請求を行います。(保険給付費請求の方法につきましては、事業者様の運営するサービス種別によって一部異なる場合がございます。詳しくはお問い合わせください。)

STEP 5 :ご入金

介護報酬債権がカイポケに譲渡されているので、介護報酬請求から約5営業日後にカイポケから介護事業所様に介護報酬のうちの80%が入金されます。
※この情報は反社会勢力に属する方には適用されない場合があります。
また、1.5ヶ月後の国保連からの介護報酬支払い時に、手数料を差し引き、残りの介護報酬がカイポケから介護事業所様に支払われます。

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まとめ

この記事では、カイポケファクタリング(カイポケ早期入金)サービスについて解説いたしました。

ファクタリングは、事業特有の長い入金サイクルによる資金繰りの悩みを解決し、キャッシュフローを改善する有効な手段です。特に、借金にならず、担保・保証人も不要で、スピーディーに資金調達が可能な点は、多くの介護事業者様にとって大きなメリットとなるでしょう。

資金繰りの不安を解消し、より安定した経営基盤を築くために、ぜひカイポケファクタリングの活用をご検討ください。

資金繰りについて、さらに詳しく相談したい方は、お気軽にお問い合わせください。