有料老人ホームのソフト・システム8選!ソフト・システムを導入するメリットと選び方を解説
有料老人ホームの請求ソフトや記録ソフトを検討している皆様は、「ソフトやシステムを導入するとどのようなメリットがあるの?」、「ソフトを選ぶ際にはどのようなことに気を付ければいいの?」といったお悩みをお持ちではないでしょうか。
この記事では、有料老人ホームに請求ソフトや記録ソフトを導入するメリット、ソフトの選び方、おすすめの請求・記録ソフト8選をご紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
目次
- 有料老人ホーム向けの請求ソフト・記録ソフトとは?
 - 有料老人ホームにソフト・システムを導入するメリットとは?
 - 有料老人ホームの請求・記録ソフトの選び方
 - 有料老人ホームにおすすめの請求・記録ソフト8選
 - まとめ
 
有料老人ホーム向けの請求ソフト・記録ソフトとは?
有料老人ホーム向けの請求ソフト・記録ソフトとは、「請求書や領収書の作成」や「記録の入力や管理」を行うことができるソフトを指します。
請求機能や記録機能に特化したソフトもありますが、有料老人ホームでの一連の業務に対応できる請求と記録の機能を両方兼ね備えたソフトが多いです。
請求・記録ソフトの主な機能
有料老人ホーム向けの請求・記録ソフトには、主に以下のような機能があります。
| 機能 | 機能の詳細 | 
|---|---|
| 入居者情報管理 | 入居者の基本情報(氏名、年齢、要介護度、部屋番号)を登録し、管理するための機能 | 
| スケジュール管理 | サービスを提供するスケジュールとサービスの内容を管理するための機能 | 
| 記録 | 提供したサービスの日時、内容、入居者の様子・希望などを記録する機能 | 
| 請求 | 家賃、サービス料金、食事料金などを計算し、請求書と領収書を発行する機能 | 
特定施設入居者生活介護に対応した機能
介護付有料老人ホーム(特定施設入居者生活介護の指定を受けた有料老人ホーム)では、有料老人ホームの請求・記録の機能とは別に、介護報酬の請求機能や介護保険サービスとして求められる記録・帳票等を作成する機能が必要になります。
有料老人ホームにソフトやシステムを導入するメリットとは?
有料老人ホームにソフトやシステムを導入するメリットは、入居者情報の管理、日々の記録、請求などの業務を効率化できることです。
例えば、入居者情報が記載された用紙が綴られているファイルから必要な情報を探したり、手書きで作成した記録をパソコンに入力しなおしたり、請求書から口座引落のデータを作成するために、違うシステムに再度入力したりする手間や時間を削減することができます。
また、業務に係る時間を短縮できるだけでなく、転記のミスを減らすことができる点もメリットとして挙げられます。
有料老人ホームの請求・記録ソフトの選び方
請求・記録ソフトを選ぶ際は、以下のように進めると良いでしょう。
1.課題やニーズを整理する
まずは、有料老人ホームで抱えている課題やニーズを把握し、整理しましょう。
例えば、「記録業務に時間がかかる」、「何度も同じ情報を入力するのが大変」、「ミスが多いから請求書のチェックに時間がかかる」、「介護報酬の請求業務を効率化したい」など、課題やニーズを明確にすることで、請求・記録ソフトに求める機能が明確になります。
2.請求・記録ソフトの情報を集める
次に、有料老人ホームに対応しているソフト・システムの情報を集めます。
インターネットで検索すると該当するソフト・システムがわかるので、資料請求を行いましょう。
3.請求・記録ソフトを比較する
自社の課題やニーズから「必要な機能」を比較する項目としてリストアップします。
各ソフトのパンフレットなどの資料やホームページの記載内容から、比較項目の内容を抜き出して比較表を作成しましょう。
また、可能であれば無料体験やデモンストレーションを受けて操作感を確認しましょう。
ソフト・システムの比較のポイント
以下のような項目でソフト・システムを比較すると良いでしょう。
- 対応している介護サービス(特定施設入居者生活介護の場合や併設事業所がある場合)
 - 料金(初期費用、月額料金)
 - 機能(利用者情報管理、記録、請求についての機能)
 - サポート体制(訪問、電話、メール、チャットなどサポートの種類やサポート料)
 - 操作感(無料体験・デモンストレーションでの感想)
 
4.検討・決定
検討したソフトの中で、「機能」や「料金」など、自社のニーズを満たすものを検討し、導入するソフト・システムを決定します。
有料老人ホームにおすすめの請求・記録ソフト8選
| ソフト名 | 会社名 | 特定施設入居者生活介護の対応 | 
|---|---|---|
| カイポケ | 株式会社エス・エム・エス | 非対応 | 
| カナミック | 株式会社カナミックネットワーク | 対応 | 
| Care-wing | 株式会社ロジック | 非対応 | 
| ケア樹 | 株式会社グッドツリー | 対応 | 
| 寿 | 株式会社南日本情報処理センター | 対応 | 
| ファーストケア | 株式会社ビーシステム | 対応 | 
| まもる君クラウド | 株式会社インタートラスト | 非対応 | 
| wiseman | 株式会社ワイズマン | 対応 | 
まとめ
ここまで、有料老人ホームに請求・記録ソフトを導入するメリット、請求・記録ソフトの選び方、おすすめの請求・記録ソフト8選などをご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
ソフトやシステムを導入することで、有料老人ホームの「入居者管理」、「記録」、「請求」といった業務を効率化することができます。
請求・記録ソフトを選ぶ際は、対応サービス、機能、料金、サポート体制、操作感を比較して、皆様の課題を解決できるものを選びましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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