開業までのスケジュール調整とタスクのアナウンスが的確で、予定通りに開業できました。

#居宅介護支援 #開業支援
ケアマネジャーの山本様

合同会社円満

廃業が決まってしまった前の事業所の利用者のために、急ピッチで開業に成功。新しい働き方も採用し、理想の運営をされています。

  •  開業年月 2023年6月
  •  石川県河北郡津幡町
  •  居宅介護支援
  •  職員数 3名(2024年3月時点)
  • 課題
    • 開業までに時間がなく、準備がままならなかった
  • 導入の
    ポイント
    • 効率的に開業準備を進めるために、カイポケ開業支援を活用
  • 効果
    • 面倒な調整業務を代行してもらえた
    • 事前の案内も丁寧だったので予定通りに開業ができた

テレワークを採用し、職員それぞれが自宅を拠点として居宅介護支援を行う、合同会社円満様。地域でも特に珍しいスタイルの同事業所を運営する山本治美様は、コーチングの講師を務めるなど、ケアマネジャー以外の領域でも活躍されています。
今回はそんな山本様に、開業の経緯やカイポケ開業支援を活用された感想について、お話をうかがいました。

勤めていた前職の事業所が廃業に。利用者の支援継続のため、独立開業を決断。

まずは、事業所について教えていただけますでしょうか。

当事業所は2023年6月に開業した居宅介護支援事業所です。職員は計3名おり、テレワーク形式で各々が自宅から支援を行っています。1つの事業所に集まる形式ではなく、それぞれが住む地域で利用者様を支援したり、近所の地域包括支援センターから情報を得たりと、テレワークの利点を最大限に活用しています。実は、コロナ前から前職の事業所ではテレワークを採用していました。私たちは今でもそのスタイルを踏襲しています。

どのような経緯で開業されましたか。

前職の居宅介護支援事業所で数年働いていたのですが、2023年の初めごろ、社長の意向により事業所の廃業が決まって…。当時は自分がどうこうではなく、とにかく「利用者様が頼る場所を失くすわけにはいかない」という思いから、事業所を立ち上げることを決意しました。

そもそも独立するつもりはなかったですし、廃業が5月末に迫っている急な展開だったので、もちろん事前準備などはありません。物件を探す時間がなかったこともあり、自宅の空き部屋を活用して登記し、事業所にしました。カイポケ開業支援を利用したのはその頃からです。

カイポケ開業支援で手続きの不明点を早期解消。調整作業の代行も依頼し、急ピッチでの開業を実現。

ご利用ありがとうございます。カイポケ自体を知ったのはいつ頃でしょうか。

カイポケ自体は前職で使用していたので知っていました。使い方に慣れていたので、独立後もソフトはカイポケを利用しています。カイポケ開業支援については、前職の事業所の廃業が決まって独立について調べている際、カイポケの担当者にもその旨を相談したところ、開業支援のサービスを紹介してもらいました。

カイポケ開業支援をご利用いただきありがとうございました。利用した感想はいかがでしたか。

とても満足しています。特に、開業時にやりとりの多い、士業の方との調整を代行してくれる点や、チャットワークを利用して手続きに関する疑問の解消をスムーズに行えた点がありがたかったですね。

士業の方に話を聞く場合は、場所の選定や日程調整など自分で段取りを組むと連絡が大変です。その点、カイポケ開業支援は担当者が士業の方との間に入り、スケジュールや場所を調整してくれるのでとても便利でした。スケジュールが決まった後も、「次回はこういう内容について、この日にお話します」など前もって内容までアナウンスしてくれたので、打合せにも不安なく臨めました。私のように開業のタイミングをずらせない場合には、いつまでに何をしたらよいかを伝えてくれたのも助かりました。
これは私のイメージですが、開業にむけてカイポケと私たち、行政の3者で一体感を持って動き出している感覚でした。

目指すのは“休みをとれるケアマネ”。働き方や収入源を工夫し、仕事と私生活のバランスを保つ。

ご満足いただけて嬉しく思います。これから開業を考えている方に、何かアドバイスはありますでしょうか。

一番に考えるのは、いかに倒れない会社にするのかということだと思います。ケアマネジャーという仕事を好きな方の中には、ついつい収支よりも支援を優先しすぎてしまう、ということがありがちです。しっかりと収支を意識しつつ、いかに人材を回し、環境を回し、蓄えを作るのかということをバランスよく考える必要があるでしょう。
私たちも開業したばかりで、まだ安定していないという思いがあるからこそ、そういう考えをもってやっています。

最後に、今後の展望を教えてください。

私はケアマネジャーこそゆとりをもって、冷静な判断や予測ができるべきだと思っています。目指すのは“休みがちゃんと取れるケアマネ”です。そのためには、仕事に忙殺されるのではなく、自分自身の生活を充実させることが重要だと考えます。

一方で、当たり前ですが支援の質も担保する必要があるので、まずは時間を有効に活用できる今のテレワークスタイルで成功したいです。それには、この事業所が支援の面でも収益の面でも、成功例として認識されないといけません。もらえる加算を着実に取得しながら、場合によっては増員もしつつ、支援と収益双方を保っていきたいですね。

また、ケアマネジャーとしての業務だけではなく、他の収入源を作っておくことも大事です。例えばケアマネジャーは、利用者様の状況に関わらず、介護度によって1件あたりの報酬が決まっています。ケアマネジャーの業務のみで収益を立てようとすると、件数を追うことになり、仕事に忙殺されやすくなります。そのため、収益性を保ちながら生活の質も落とさないために、居宅介護支援だけでなく、今請け負っているようなコーチングの仕事など、多様な収入源の構築にも力を入れていきたいと思っています。

運営法人:合同会社円満

事業所名:オレンジケア2号店

所在地:石川県河北郡津幡町

https://hp.kaipoke.biz/gcr/

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