ぽっぷ様
訪問介護

「合同会社ぽっぷ」北条 様

理想の【介護観】を実現するため、訪問介護事業の立ち上げへの挑戦

幼少期から”介護・福祉”という存在が身近にあった北条さん。
豊富なご経験から蓄積されたご自身の【介護観】を実現するための開業です。
開業に至るまでの背景から実際の準備期間中に起こったご苦労までお話をいただきました。

 

開業準備を始めるまでに15年間、思いを温めた理由とは?

カイポケ:本日はよろしくお願いいたします。まずは業界でのご経験からお聞きしてもよろしいですか?

北条さん:介護に従事した原点は幼少期、視覚障害がある家族の手を引いて歩くことが多かったことや、家族が困ったことが多かったことから始まります。 その後、介護の世界を目指そうとしたのですが親の反対もあり、一般企業に就職しましたが、25歳で一念発起し介護の専門学校に就学、介護福祉士を取得しました。

障害福祉の事業所で3年、異業種ではありますが整体師を3年、高齢者介護を12年、経験しています。

専門学校時代に実習で行った障害福祉の現場に事業所を開業する方がいて、「手伝ってくれないか?」と誘われ、そこが最初の勤め先となりました。 その時は自分が社長ではなかったのですが、責任者として開業のお手伝いを経験しています。

カイポケ:一番最初にご自身での開業を思い始めたのはいつ、何年ほど前でしたか?

北条さん:開業のお手伝いを経験したころには思い始めていたので、15年ほど前ですね。

カイポケ:およそ15年前に思い始め、実際に行動に移すまでに期間が発生した理由は何かございましたでしょうか?

北条さん:15年前に開業を思い始めたとき、今立ち上げても失敗すると思いました。

当時は障害福祉の事業所に勤めていたのですが、社長との方向性にズレが生じ、退職しています。 「【体の仕組み】等の専門的な勉強をしたい!」と思い、整体師として知識を深めていきました。 整体師をしながら、事業所の立ち上げを検討していましたが、障害福祉サービスだけだと今後は成り立たないのでは?とアドバイスを受け、高齢者介護を経験するために業界大手の企業に就職しました。 そこでの学びを活かして、高齢者介護+障害福祉サービスの事業所を開業したいという思いでしたね。

そこの会社ではすぐにサービス提供責任者の立場になり3年が経った頃、恩師の異動等や、ちょうど40歳になるタイミングだったことも後押しし、そこで辞めようと思ったのですが、務めていた事業所の管理者に着任し、どうしても辞めにくい状況となってしまいました。 受けた以上は3年は責任を持とうと独立タイミングを考えつつ勤務していたのですが、その時期にちょうど会社が新しく施設を建てることとなり、「施設責任者をやらないか?」という話がありました。 「施設責任者はそうそう経験できる役職でもないし、施設の立ち上げという経験は今しかできない。」と、残る決断を再びしました。 そこの施設では3年半程責任者とサービス管理者を務めあげ、職場環境の地盤も安定してきたので、直近の1年をかけて仕事を他の方へ引き継ぎをしつつ、退職の準備を重ねてきました。

つまり、要所要所で開業へ踏み出すタイミングはありましたが、仕事で与えていただく新たな機会もあり、今に至るという形ですね。(笑)

カイポケ:とても経験豊富な北条様でいらっしゃいますが、その期間中でもご自身の開業に向けて意識して準備していたことはありますか?

北条さん:お金ですね。介護は業界的にも賃金が高くはないので、お金を計画的に貯めていっていました。

カイポケ:今後開業を控えている方も【お金はコツコツ準備していった方がよい】ということでしょうか?

北条さん:そうですね、私の場合は計画的に貯めていくようにしていましたが、それでも実際には思っていたよりもお金がかかってしまいました。

カイポケ:そうなのですね、何に一番お金がかかりましたか?

北条さん:そうですね、事務所の家賃です。 指定申請をする際、京都市の決まりで3ヶ月前に物件を押さえておかないといけなかったので、3ヶ月分の余分な家賃がかかります。 そこは思ったよりも大きかったですね。

 

カイポケ開業支援との出会いは奥様がきっかけ?

カイポケ:カイポケ開業支援はもともと知っていましたか?

北条さん:ケアマネジャーをしている妻が仕事でカイポケを使っていまして、カイポケが一番使いやすいという話を聞いていました。 ソフトでカイポケを選ぶのであれば開業支援も受けられると聞いたので、問い合わせをしてみました。

カイポケ:カイポケ開業支援以外に比較した会社様はありますか?

北条さん:ソフトはカイポケにしようと思っていたので比較していませんが、開業サポートは京都市でもやっているところが何社かありました。 障害福祉サービスに強い会社が開業支援をしていましたが、そこは傘下に入らないといけないルールがあり、そこで指定されている事業所名を入れないといけない等の制限があり、「それは少し違うかな」と思いました。 そういった制限やルールがないところで探すと、カイポケ以外に選択肢はなかったですね。

カイポケ:奥様がカイポケの経験者様でいらしたとのことですが、それ以前からカイポケはご存知でしたか?

北条さん:名前を聞いたことがあって存在は知っていましたが、ちゃんと知ったのは今回の開業にあたって奥さんと話したのがきっかけですね。

カイポケ:カイポケ開業支援以外に開業について相談をするような方はいらっしゃったのでしょうか?

北条さん:特にいないですね。15年以上前から立ち上げを考えていたので、ある程度自分で想定をしていました。特に相談する相手はいなく、自分が思っていたことを計画通りに進めたという感覚です。 過去には、独立した人の話を聞いたりしたことはありましたが、その方々の話を聞くことによって自分の考え方ややり方=【介護観】について考えたりしていました。

 

カイポケ開業支援サービスの魅力はスケジュール管理!

カイポケ:カイポケ開業支援を使ってここはよかった!と思うところはありますでしょうか?

北条さん:スケジュール管理の部分です。法人を立ち上げるタイミングやお金を貯めるタイミングを教えていただけたこと、自分が想像していたよりも早めに動いたほうがよいとアドバイスをいただいたことで、今の仕事を続けながら開業準備と現職の二足の草鞋を履きつつ進めることができたのがよかったです。

カイポケ:その一方で、もう少しここのサポートがほしかった!というポイントはありますか?

北条さん:ローカルルールですね。私は京都での開業になりますが、ローカルルールがややこしかったです。開業支援の担当の方からは「〇〇を介護保険課に確認してください」と都度言っていただいていたのですが、申請をする際にけっこう大変でした。

また、カイポケはマニュアルや動画が充実しているのでとても助かったのですが、現職と開業準備で忙しく、それらを見る時間を作ることも苦労したので、言葉での説明がもっとあるとよりよいと思う部分もありました。

 

これから開業される方へ、成功へのアドバイス

カイポケ:さて、終盤になりますが、今回の開業準備を振り返った時に、「全体を通じて〇〇が困った!」ということは何かありますか?

北条さん:自分の場合は17年間介護業界に携わっているので、特に大きく困ったことはないですね、しいて言うなら大変なのは法人設立や税金周りの処理、申請などですが、カイポケがやり方やタイミングを教えてくれたので、大幅に困ったことや予想外のことは特になかったです。

カイポケ:お客様の声でお聞きするのが集客=営業活動に不安がある人が多い印象なのですが、営業活動にご不安はありますか?

北条さん:前に訪問介護に勤めていた際のエリアで開業するので、地盤はできています。妻もケアマネですし幸いなことに知り合いも多いため、営業は特に不安はないですね。

カイポケ:今後開業される方へ成功へのアドバイスがあれば教えてください。

北条さん:経験が浅い方で開業にチャレンジしている方は本当にすごいと思います。

自分の場合は経験を積み、地盤を固めてから動き出したこともあって安心して進めていけたという形でした。しっかりと経験を蓄積していくことが将来的な開業に繋がっているのだと思います。

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