事務スキルに自信無くても行政書士とのチャット通じたサポートで会社が設立が「サクサク簡単」

#居宅介護支援 #開業支援

合同会社SAKURA

主任ケアマネの更新研修に参加した際に、独立された方に影響を受け、開業を意識された山本さま。ご自宅で居宅介護支援事業所を開業されました。

•  開業年月 2024年1月
•  神奈川県平塚市
•  居宅介護支援
•  職員数 1名

目次

• 「開業支援があったからここまで来れた」管理者経験だけではわかりづらい手続き
• 全く苦労なく終わった法人設立
• ゼロからの利用者獲得で開業時の収入が入るまでは不安も

「開業支援があったからここまで来れた」管理者経験だけではわかりづらい手続き

開業して数カ月、ご感想はいかがでしょうか。

開業支援があったからこそ、ここまで来れました。これが率直な感想です。
居宅介護事業所の管理者として働いた期間が1年ほどあり、事業運営に必要な業務は一通り経験してきたつもりでしたが、やっぱり自身で開業となると、全く勝手が違いました。
事務的なスキルに苦手意識があり、今も苦労することは多いのですが、様々な支援があったおかげで、ここまで辿り着けたと思っています。

独立しようと思ったきっかけは。

主任ケアマネジャーの更新研修で独立されている方々に数多く出会い、触発されて開業を意識するようになりました。
また、新型コロナウイルスの流行以降はテレワークを実施している企業が増え、居宅介護支援の仕事でもできるのではないかと思うようになったことも影響していると思います。
当時勤めていた居宅介護支援事業所はテレワークを禁止していましたが、カイポケを使っていたのでなおさら、その気にさえなればどこでも仕事ができるのではないかと。
開業も、当初はテレワークの延長のような感覚で捉えていました。

以前のお勤め先でもカイポケを使っていたということですが、開業に当たって他社のソフトとの比較検討はされましたか？

前職で働いた企業以外にも複数の介護事業者で働いた経験があり、業務支援ソフトも数種類使ったことがあります。
その中でカイポケを選んだ理由は、開業支援サービスがあったこととカイポケの使い勝手に満足していたからです。

また、開業準備に忙しくて気持ちの余裕がない中で仕事の流れはあまり変えたくなかったということも影響しています。

全く苦労なく終わった法人設立

開業支援サービスを実際に使われたご感想は？

実際にサポートをお願いすると、カイポケさんと連携している行政書士の先生とのやりとりがチャットでサクサクと進み、「本当に、こんなに簡単に会社が設立できるのかな」と思ったほどです。

法人設立に関しては、全く苦労なく終わり、その後、自分で居宅介護事業所としての指定申請を進めました。介護保険担当部署とのやり取りについては、ある程度経験があったので、元々自分でもできそうだと思っていました。
ただ、実際に手続きを進めると介護保険担当部署とのやり取りは思っていたよりも細かく対応しなければならなかったので、大変でしたね。

ゼロからの利用者獲得で開業時の収入が入るまでは不安も

開業準備を進めるうえで、ほかに大変だったことはありますか？

退職後、収入が入ってくるまでの期間の負担は大きかったです。12月に前職を退職して、1月からは収入がない状態が続きました。
前の居宅介護支援事業所で担当していたエリアを離れて自宅で開業したため、利用者さんはゼロ、地域での関係づくりから出発しました。不慣れながらパンフレットを作り、「地域に根ざした支援をして行きたい」というメッセージを伝え、高齢者住宅や民生委員さんのところなど、ありとあらゆるところに顔を出しましたが、信頼関係を構築していくのは大変でしたね。地域包括支援センターから頂いた依頼の収入が4月末にやっと入るという状況でした。

行政への指定申請が通らないと法人口座の開設もできないのですが、そのタイミングによっては請求とその支払いを受けられるタイミングもずれ込んでしまうので、その手続きも大変でしたし、気持ちも焦りましたね。

ありがとうございます。最後に今後の目標や展望について聞かせてください。

居宅介護支援事業所だけではなく、病院などからも頼ってもらえるようまずは地域で信用を積み重ねていきたいですね。それで、事務などを手伝ってもらえる人も雇えたらなと思っています。

また、今、国はデータ連携システムやLIFE（科学的介護情報システム）を使った科学的介護など、居宅介護支援事業所で働く人にもデジタル化の対応を求めています。
苦手意識はあるのですが、カイポケさんに支援をしてもらいながらしっかりと勉強して対応していきたいと思っています。