単独型居宅で拠点拡大中。カイポケの経営支援サービスをフル活用し、業務効率化と事業成長を両立
株式会社コミット・ケア
2023年に1人ケアマネで開業し、現在は職員数14名、利用者数は約568名。「本人の人生に、最期までコミットするケアを。」という理念のもと、徹底的なICT活用・業務効率化に取り組み、地域でも注目を集める単独型居宅介護支援事業所。
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開業年月 2023年2月16日(法人)
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石川県金沢市
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居宅介護支援
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職員14名(ケアマネジャー13名、事務員1名、2026年7月現在)
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課題
- 創業当初は一人ケアマネで、複合機やスマホ・タブレットの手配などバックオフィス業務も全て手探り状態だった。
- 会社経営や収支管理に不慣れで状況把握に時間がかかっていた。
- 大量の実績FAXの仕分けや受信トラブルなど、FAXや紙のやり取りの負担が大きかった。
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導入の
ポイント- カイポケは『経営支援サービス』が充実しており、記録・請求・備品手配・財務まで丸ごと一本化して管理できる。
- タブレットアプリやブラウザから誰でも感覚的に操作でき、提供票の送受信もオンラインでできる。
- クラウド型なので、スマホ・タブレットからいつでもどこでも手軽に仕事ができる。
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効果
- 『カイポケモバイル』『カイポケタブレット』などのレンタルサービスの活用で、増員時の備品手配もスムーズに。
- 『カイポケ会計・労務 by Money Forward』の活用で、二重入力や確認作業の手間が減り、財務・勤怠管理の処理スピードが向上。
- カイポケの『データ連携』機能で、提供票の送信・実績の受信がカイポケ上で瞬時に行え、印刷・FAX・郵送の手間を大幅に削減。
「株式会社コミット・ケア」様は、石川県内でも有数のケアマネジャー数を擁する単独型居宅介護支援事業所です。 1人ケアマネからのスタートでしたが、約4年で4拠点目の開設を予定するなど、着実に成長を続けています。 その背景には、創業当初から介護ソフト『カイポケ』だけでなく、カイポケの『経営支援サービス』(※)もフル活用し、業務効率化と支援の質の向上を両立させてきたことがあります。
今回は、石川県介護支援専門員協会の金沢支部役員を務められ、ICT化・ケアプランデータ連携システム導入に関するセミナー講師や、カイポケアンバサダーとしてもご活躍中の代表・山谷様に、カイポケの経営支援サービスの活用方法や事業拡大についてお伺いしました。
※カイポケの『経営支援サービス』とは? 介護ソフトカイポケに加え、タブレット・モバイルのレンタル、備品購入、会計・労務ソフトなど、介護事業所運営に必要な周辺サービスをまとめて利用できるサービスです。
「ケアマネ特化型で業界を変える。」ICT化の推進とケアマネジャーの価値向上を目標に独立を決意
まずは、開業に至った経緯を教えてください。
これまで、居宅介護支援事業所の管理者や地域包括支援センターのセンター長を務めてきました。その中で、ケアマネのなり手不足と処遇改善がなかなか進まないという課題を常に感じていました。 さらに、居宅介護支援事業所のICT化の遅れにも課題を感じていました。 その要因の一つとして、施設や他のサービスに併設されていることで、居宅介護支援の部署だけで新しいシステムを導入したりルールを変えたりすることが難しいことが挙げられます。
「これらの問題を本質的に解決するにはケアマネジャー特化型の組織を作り、育て、ケアマネジャーの価値を高めていくしかない」と考えたのが創業のきっかけであり今も変わらない目標です。
開業準備では、どのようなことに不安や課題をお持ちでしたか?
一人ケアマネで始めるにあたり、会社設備・備品の手配を全て一人で対応する必要があり、必要なものをリストアップすると手配や手続きが多くて大変でした。
また、最初は会社経営にも不慣れで、収支については特に細心の注意を払う必要があったので、不安がありました。 それ以外にも、ケアマネの業務の中で大量のFAXや紙のやり取りに負担を感じていたので、どうにかしたいと思っていました。
創業当初からカイポケを導入。決め手は「スモールスタートにぴったりだと感じた」
カイポケを知ったきっかけや導入の決め手は何でしたか?
きっかけは、先輩経営者からの紹介でした。 以前から「使いやすいソフト」という認識もあったので、創業当初からカイポケ一択で導入を検討しました。
導入の決め手の一つ目は、「スモールスタートするにはぴったりだ」と感じた点です。 スマホやタブレットのレンタルサービスや会計ソフトなど、経営支援サービスが充実していたので別々で契約する手間が減り、管理が楽になると感じました。
二つ目は「感覚的に操作できる」という点です。 実際の業務に沿った画面設計なので、操作説明書を読まなくても感覚的に使えたのが印象的でした。
三つ目は、「いつでもどこでも仕事ができる便利さ」です。 カイポケはクラウド型なので、スマホ・タブレットのレンタルサービスと組み合わせればリモートで働ける仕組みを整えることができる点が魅力でした。
さらに、困った時のチャット問い合わせも必ず当日中に返信をいただけて、サポート面での安心感がありました。 一人でのスタートには本当に心強かったです。
記録・請求に留まらず、勤怠・会計まで丸ごと管理で二重入力や確認作業の手間を削減
カイポケの経営支援サービスについて、現在ご契約中のサービスと、活用を始めた経緯を教えてください。
現在契約中なのは、『カイポケモバイル』『カイポケタブレット』『備品購入』『カイポケ会計・労務 by Money Forward(※)』の『マネーフォワード クラウド勤怠』・『マネーフォワード クラウド会計』、あとは『カイポケ税理士』『複合機』『ウォーターサーバー』などです。
スタート時にカイポケの経営支援サービスが非常に種類豊富で網羅されていることを知り、丸ごと活用する方針に決めました。 介護ソフトだけでなく、記録・請求・財務管理を一本化することで、二重入力や確認作業の手間を減らすことができると考えました。
※『カイポケ会計・労務 by Money Forward』とは? カイポケ会員の限定価格でマネーフォワード クラウドのビジネスプラン相当の機能が利用可能なサービスです。 様々なサービスとの連携でデータ入力の手間を大幅に削減することができます。 カイポケでは、勤怠管理・給与計算・会計など、経理財務から人事労務まで幅広いサービスをご利用いただけます。
管理・経営面でどんな効果を感じますか?
管理面では、マネーフォワード クラウド勤怠が役立っています。 外出先でも出退勤の打刻ができるので、職員の直行直帰やリモートワークを実現できています。 また、出勤状況や残業時間を管理者がリアルタイムで把握できるので、残業が多い職員のマネジメントにも繋がります。
経営面では、マネーフォワード クラウド会計で常に最新の財務状況を確認できるので、創業当初から収支分析に役立っています。 特に増員を検討する際は、「2か月間人件費が増えても資金ショートしないか」の指標がひと目でわかるので、判断がしやすいです。 この状態を初期に作れたことが、今の拡大スピードに直結しています。
「今までの作業はなんだったんだろう」カイポケの『データ連携』機能で実績の送受信を効率化
現場のケアマネジャーの方から好評なカイポケの機能は何ですか?
最も好評なのは『データ連携』機能です。 提供票の送信と実績の受信がクラウド上で瞬時に完了するので、印刷やFAX・郵送の手間がなくなりました。 「今までの作業はなんだったんだろう」という嬉しい声が現場から出るほどです。
次にタブレットアプリの『アセスメント簡易版』で、入力量が今までの半分以下で済むので時間短縮に繋がっています。
また、タブレットアプリで業務の進捗管理ができる点も好評です。 モニタリングやケアプランの更新状況が一覧で見られるので、抜け漏れの予防や各スタッフの進捗管理に役立っています。
その他、「いつでもどこでも仕事ができる」という点も現場から好評です。 訪問先で利用者様と一緒にタブレットを見ながらケアプランを作成できたり、外出先で書類の送受信ができるので、「事業所に戻っても仕事が溜まっていない」という実感があり、大きなメリットに感じています。
スタッフ主体の「委員会制度」と一人にしない導入支援で、組織全体で業務効率化を推進
業務効率化を組織全体で推進されているとお聞きしましたが、どのような工夫をされていますか?
「代表者から一方的に押し付けない」ことを意識しています。 弊社では「業務効率化委員会」を設けていて、約半数のスタッフがこの委員会に所属しています。 代表者は所属せず、スタッフ同士で業務効率化について主体的に検討しています。 代表者一人で考えるよりも委員会で多くのスタッフが考えた方が、量も質もよいアイデアが生まれます。
直近では、ケアプランデータ連携システムの取引先を増やすため、委員会の発案で全取引先事業所に協力を呼びかけ、連携先を増やすことができました。 その他にも、ファイル共有サービスの管理方法について話し合ったりもしています。
新しいツールの導入に際して意識している点はありますか?
大切にしているのは、まずは「1人にしないこと」と「実際にやってもらう」ことです。 最初はうまくできるか不安に思うスタッフもいますので、マニュアルを整備したり質問チャットを作成したり、常に質問できるフォロー体制を整えています。 その結果、最初は「大変そう」と感じていたスタッフも、2〜3か月経つと「もう前のやり方には戻れない」と話してくれます。
人数が増えてもICT活用の水準を保てているのはなぜですか?
「なぜ業務を効率化するのか」という目的を、いつも共有し続けているからだと思います。 「加算の要件だから」ではなく、「利用者様に向き合う時間を取り戻すこと」が本来の目的である、と伝え続けています。 目的が共有されているからこそ、人数が増えても水準は下がりません。 創業当初から積み重ね続けた効率化が、今回の事業拡大の土台になっていると感じます。
「特化型だからできること」を広めるため、県境を越えて順次拡大
10月に3拠点目、来年3月には4拠点目を展開予定と伺いました。事業拡大のきっかけを教えてください。
地域でICT化推進の活動を行っているのですが、現地のケアマネジャーの方々から「コミット・ケアのようにICT化を進めたい」とご相談をいただいたことがきっかけです。 「ケアマネの人手不足が深刻な地域だからこそ、効率化が重要になる」と考えています。 今の特化型の事業所でできているICT化を、地域にもっと広げていきたいと思いました。
現役世代の社員によるSNS運用で採用コストをゼロに
事業拡大のための採用はどのように進められましたか?
採用は、SNSや職員からの紹介がほとんどで、採用コストはゼロでできました。 特にInstagram経由が多く、日々のSNS運用の効果が出てきていると感じています。
SNS運用について、始められたきっかけと効果について詳しく教えてください。
令和6年12月頃から、Instagramを中心に始めました。 日頃の様子や取り組みを発信することで、採用につなげたいと考えたのがきっかけです。
実際にInstagramを見て応募してくださる方が増えていますし、利用者様のご家族からも「見ました」と声をかけていただくこともあります。 認知度の向上や事業所の理解にも繋がっている手応えがあります。
SNS運用を続けるうえで工夫していることはありますか?
最初は私が投稿していましたが、どうしても内容が凝り固まりがちでした。 「一番発信を届けたい30〜40代の現役ケアマネジャー」に近い、現役の職員が今では企画・投稿を担っています。 実際に投稿を見る側の視点で発信するのが一番良いと考えたからです。
運用に関しては、企画は広報委員会が担当し、編集は外注しています。 投稿頻度は月2回を基本にするなど、無理なく続けられる仕組みを最初から意識しました。
目指すは「ケアマネジャー100人体制」。業界そのものを変えていきたい
今後の展望を教えてください。
目標は、ケアマネジャー100人体制です。 ケアマネジャーに特化した会社として、働きやすさや処遇、支援の質を高め、人材不足の解消に挑戦していきたい。 同じ想いで取り組む事業所とも手を取り合い、ケアマネジャーや介護業界そのものを、もっと魅力あるものに変えていきたいと考えています。
これからカイポケの導入を検討する方へ、メッセージをお願いします。
スモールスタートで、あまりコストをかけずに業務を効率化したい方には、カイポケは本当にぴったりだと思います。 弊社は1人でスタートし、今では14名のスタッフが在籍し、法人全体で約568名の利用者様を担当しています。 さらに県境を越えた4拠点へと展開予定です。 その土台になったのは、間違いなく創業時からのカイポケとカイポケの経営支援サービスの活用です。 まずは無理のない範囲から始めて、現場が実感できる変化を積み重ねていく。 それが結果として、事業所の未来を大きく広げてくれると思います。