カイポケがあれば安心！経営を支援する各機能に助けられています。

金沢駅のほど近くに事業所を構える「なないろの木 駅西」。同事業所を運営する「株式会社絆」の代表で、石川県で支援員向けの講師も務められている小坪輝様に、カイポケ児発・放デイを使用された経緯や感想についてうかがいました。

保育士から福祉の道へ。事業譲渡を受け法人を設立。

こちらの事業所の特徴を教えてください。

「遊びを通して成長を促す」を大切にした療育が特徴です。児童の成長を促す療育のポイントは日々の遊びの中に溢れているので、それを支援員がしっかりと提供することで、遊びながら成長できる場を目指しています。 運動や勉強など一つに特化するのではなく、幅広くカバーすることを心がけています。あまり型にはめず、自由な遊びを通して成長してもらう方が児童には合っていると考え、このようなスタンスで運営しています。

事業所を始められたきっかけは。

私の出身は福岡で、学生の頃は保育士の勉強をし、卒業後も福岡の幼稚園で働いていました。数年働いたころ、大学の先生から障害児向けの法人で働いてみないかと声を掛けていただいたことから、前職の法人に入社。その後、金沢で事業所を立ち上げるという話がでて、「人生で一度は冒険してみるか」という思いで手を挙げ、10年ほど前にこの事業所にやってきました（笑）。それから5年ほどたち、コロナの影響で前職の法人が事業を縮小することに。この事業所も近いうちに閉鎖するという通達を受けたのですが、ここはおかげさまで定員が満員だったため急に閉めるわけにもいきません。そこで前職の法人と協議し、私が代表となって新たに法人を設立し、事業譲渡を受けることにしました。

開業まで準備期間があまりなかったんですね。

はい、通達を受けた後の２週間で今後のことを決めてくれといわれていたので…。短期間で考えをまとめ、一人で譲渡などの手続きをし、資金も日本政策金融公庫の融資を受けながら準備を進めました。移転すると環境の変化や移動手段の変化が発生して児童や保護者にも負荷がかかってしまうので、場所も変えずに運営しています。

カイポケの経営支援機能を活用。ソフトの網羅性が高く安心。

カイポケはいつから使用されたのでしょうか。

ここで働く前から、情報を一元管理できる仕組みの導入やペーパーレス化を考えていました。ですが、前職では会社の規定で紙での管理や外注を利用していたため実現できず、独立のタイミングでソフトの導入に踏み切りました。とはいえ、当時は何よりも法人設立が最優先。とにかく利用期間に空白を作らないようにするのに手一杯だったので、複数のソフトをじっくり比較検討する時間はありません。いくつかソフトをみる中で、カイポケは無料体験期間中から担当の方がすごく丁寧な対応をしてくれました。結局それが導入の決め手に。困ったときは電話で細かく説明してくれ、ソフトを使いこなせるまで親身に対応してもらえたのが印象的でした。

カイポケを使用されてみて、いかがですか。

一番助かっているのは、経営支援サービスの機能の充実ですね。請求も記録も勤怠も一体型になっているので、経営する上で必要なことはだいたい網羅されている。これ一つあれば事業所運営に困ることはありません。 例えば勤怠管理では、シフト作成もできるため、スタッフの労務管理も一括で行えます。また税務関連では、税理士の紹介サービスもあり、自分で探す手間が省けました。紹介してもらった税理士さんとは、今も連携しています。 このように、業務で必要になる情報を一体で管理できることがカイポケの魅力ですね。

これからも地に足をつけた運営で、受け入れ体制を拡げていきたい。

ありがとうございます。今後はどのように事業を運営されていきますか。

この地域には現在55か所の事業所がありますが、待機児童が発生しています。もちろん我々もできるだけ受け入れていきたいのですが、すでに満員なため受け入れが難しく、人数を増やすため採用にも積極的に取り組んでいます。ただ、なかなか働き手の確保が難しい状況なので、いかにして増員して受け入れ人数を増やせるかが目下の課題ですね。様々なサービスを利用して募集をかけていますが、それでも採用が難しいのが実状です。

事業の拡大も検討されていますか。

積極的には考えていませんが、事業として多角化しなければ厳しくなる可能性もあります。他のサービスへの展開も見越しながら、適切に人員を補充しつつ、療育の面でも経営の面でもさらに良くしていきたいですね。働き手の採用については、スムーズに進められる新サービスなどをカイポケにも期待しています（笑）。