カイポケ開業支援で予定通りに開業!疑問点の相談やリマインドが役立ちました。

合同会社まこみかじゅん
徳島県阿南市で児童発達支援・放課後等デイサービス事業所を運営
- calendar_month 開業年月 2024年10月
- location_on 徳島県阿南市
- meeting_room 児童発達支援・放課後等デイサービス
- group 職員数 15名(2025年2月時点)
課題
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開業の日付を決めていたが、具体的なステップがわからなかった。
効果
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開業までの全体スケジュールを把握できた。
- 書類提出のリマインドをもらえ、予定通り開業日に開業できた。
実体験を通して得られる感覚を大事にしてもらいたい。
こちらの事業所の特徴を教えてください。
(武田様)いわゆる5領域(①健康・生活②運動・感覚③認知・行動④言語・コミュニケーション⑤人間関係・社会性)を中心に様々な療育プログラムを作っています。療育では計画に当てはめるのではなく、児童の個性を活かし、実体験を通して得られる感覚を大事にしたいという想いから、自宅ではなかなかできないことを体験できるようにしています。例えば、ここは敷地が広く畑もあるので、畑に出て土を触ってみたり、飯盒炊飯をしたりと様々な体験ができます。こうした体験の中で、人との関わり方などを身に着けてもらうような療育を心がけています。
事業所を始められたきっかけは。
(武田様)私たち3人は高校時代に青少年赤十字で出会い、そこからずっと繋がりがありました。独立に向けて動き出したのは数年前。きっかけは私の母が病を患い、私が介護をすることになったことでした。元々賑やかな場が好きだった母なのですが、デイサービスに行くとなかなか近所の人と集まることもできなくなってしまいますよね。そんな時に「地域の人が気軽に集まれる場所があればなぁ」と考えるようになりました。その想いを周囲の方に話したところ、皆さん賛同はしてくれるものの、なかなか一緒に行動するまでには至らずで…。ですが、西村さん・久米さんだけは積極的に行動に移してくれて、「この2人となら実現できるかも!」という想いで法人を立ち上げました。
最初は介護で開業しようとお考えだったんですね。
(武田様)はい、元々はその予定でしたが、市町村に相談したところすでに定員がいっぱいで…。また、介護事業を経営されている知り合いに相談したところ、介護の開業は想定より資金が必要なうえ、開業可能な物件探しも難航し、残念ながら介護事業所の開業は停滞してしまって。その後改めて開業について考えたときに、「みんなが集まる場所を作る」ということを最優先にするのであれば、児童向けの事業でも実現可能なのではないかと考え、現在の児発・放デイでの開業に切り替えたという流れです。
(西村様)私自身も、武田さんと同じタイミングで親の介護が発生しました。実際に介護をやるようになると、いかにこれまでの生活を維持するかが重要だと気づきました。そこで、これまで従事していた医療ではなく、より人々の生活に根ざしたサポートをしていきたいと思い立ったことから、武田さんの話を実現しようと思ったんです。幸い、私は看護師で武田さんは教員として10年以上働いていたので、基礎研修を受ける要件を満たしており、児発管の資格も約1年ほどで取得できました。
カイポケ開業支援で目標通りに開業!書類のリマインドも有効でした。
カイポケを知ったのはいつ頃でしょうか。
(武田様)当初は介護での開業を考えていたので、いくつか介護系の事業所に見学に行かせてせてもらっていて。そこではじめてカイポケを知りました。その後うかがった児童発達支援の事業所もカイポケを使っていて、その他にも色々なところで「カイポケは使いやすいよ」という話を聞いていました。
(西村様)2人とも児童発達支援管理責任者はもっていますが、とりあえず私がその役割を担うことになったので、研修をさせてもらった事業所と同じソフトの方が対応しやすいと思い、カイポケを導入しました。
開業支援を活用いただき、いかがでしたか。
(武田様)自分では開業の手続きなどで分からない部分が多かったので、そこがすごく助かりましたね。4月に開業する目標で動いていましたが、私たちが福祉の経験がなかったので、そもそも用語自体がわからない、みたいなことも結構あったりで。ですが、カイポケ開業支援の担当者が開業までの全体的なスケジュールと、「いつまでに」「何をすればいいか」を順序だてて伝えてくれたので、開業までのイメージがわきました。
(西村様)電話でも色々相談を聞いてくれたので、相談できるところがある、という安心感もありましたね。また、スケジュールにそってリマインドなどもしてくれるので、やるべきことの中で何が終わっていないかの把握も明確にできて助かりました。
ライバルではなく、児童の成長を見守る仲間として。同業者とも地域でつながりたい。
ご活用いただきありがとうございます。最後に、今後の展望についてお聞かせください。
(武田様)まずはこの場所を、学校で一生懸命頑張ってきた児童が、ゆっくりできるような憩いの場にしたいですね。その一方で、しっかりと経営を成り立たせたいです。なので、児童をさらに増やしたい思いもありますが、あくまで児童のペースで成長を促したいという思いがあるので、無理をせずにのびのびと活動していきたいなと思っています。
(西村様)それぞれの児童が通う学校の先生と話す機会も週一回設けていて、意見交換をしています。学校の先生も「こんなことやってるんだ」と発見があったり、「こんなことしてみたいです」だったりとアイデアを思いつく方もいらっしゃいますね。こういった、学校や先生との連携を図るような試みは続けていきたいです。
(武田様) 同業の放デイ同士でライバル視するのではなく、他の放デイのスタッフにも気軽に声を掛けて相談できるような関係を築きたいと思っています。ちょうど来週お茶会も予定していて、数か月に一回のペースで児童のことや制度のことなどを、雑談ベースで話せるような場を設ける予定です。このような取り組みを増やして、児童に関わる人々と一つの輪になって、児童の成長を支援していきたいです。
運営法人:合同会社まこみかじゅん
事業所名:キッズベース ぐー・ちょき・ぱー
所在地:徳島県阿南市
https://makomikajun.sakura.ne.jp/gu-choki-pa/