放課後等デイサービス・児童発達支援向け請求ソフト7選と比較のポイント!

放課後等デイサービス・児童発達支援の事業者の皆さまの中には、障害福祉サービス報酬の請求業務を効率化するために請求ソフト・システムの導入や乗り換えを検討している方がいるのではないでしょうか。

2024年度障害福祉サービス等報酬改定では、療育の質の向上が求められていることが明確になりました。質の高いサービスを提供し続けるためには業務効率化によって時間をつくることが重要で、そのためにICT導入は必要不可欠と言われています。

この記事では、放課後等デイサービス・児童発達支援向けの請求ソフトをご紹介します。さらに、請求ソフト選び方から導入までの手順や、料金・サポート体制など比較のポイントを解説します。

目次

放課後等デイサービス・児童発達支援の請求ソフトとは?

放課後等デイサービス・児童発達支援の請求ソフトとは、利用児童の基本情報と利用実績を入力することで、請求金額を計算し、国保連(国民健康保険団体連合会)へ送る給付費請求書・明細書、児童の保護者へ送る請求書を発行するためのソフトです。
請求業務では、報酬の請求先である国保連に対して、請求データをインターネット経由で伝送することになりますので、請求金額を計算する機能とデータを伝送する機能が付いていることになります。
また、それ以外にも、保護者への請求書・領収書の発行と口座引落用のデータの作成、サービス提供の記録作成、計画書作成、送迎管理など様々な機能が付いている請求ソフトが販売されています。

国保連の伝送ソフト(簡易入力システム・電子請求受付システム)とは?

国保連(国民健康保険団体連合会)の伝送ソフトとは、国保連が提供している簡易入力システムと電子請求受付システムを指し、国保連への請求情報の作成と伝送を行うためのソフトです。
国保連の伝送ソフトは、民間の請求ソフト・システムと比べて料金が安く解約金がかからないことがメリットです。一方で、国保連への請求に特化したソフトのため、利用者負担分の請求書の作成機能などが付いていないことがデメリットになります。

主な放課後等デイサービス・児童発達支援向け請求ソフト7選

ここでは、放課後等デイサービス・児童発達支援向けの請求ソフト7社についてご紹介していきます(カイポケより以下は五十音順)。

カイポケ(株式会社エス・エム・エス)

カイポケ(株式会社エス・エム・エス)

カイポケは、利用児童の情報管理、日々の記録作成から国保連請求・利用者負担額の請求まで一気通貫で行うことができるクラウド型の放課後等デイサービス向けのソフトです。
費用対効果の良さにご満足いただき、全国53,100以上の事業所に選ばれています。※
※ 2024年10月時点。2023年3月期第2四半期より、障害福祉サービス事業所のカウント方法を介護事業所のカウント方法と統一。

(参考(2024年10月31日):https://ads.kaipoke.biz/after-school-day-service/

介舟ファミリー(株式会社日本コンピュータコンサルタント)

介舟ファミリー(株式会社日本コンピュータコンサルタント)のウェブサイトトップのスクリーンショット

介護保険、障害福祉の両制度に対応。1つのソフトで請求、給与計算、入金管理ができます。初めての方でも安心してご利用できるシンプルな操作性。お客様の運用に合わせた操作説明、初めての請求立ち合い、サポートセンターにより、安心してご利用できます。

引用(2023年10月4日)https://kaisyuf.jp/

かんたん請求ソフト(株式会社LITALICO)

福祉サービス事業所向けに国保連請求ソフトを提供しております。使いやすさに優れた機能で業務を効率化。また各種運営にお役立ちする資料も掲載しています。

引用(2024年6月14日)https://www.fukushisoft.co.jp/

ナーシングネットプラスワン(プラスワンソリューションズ株式会社)※放課後等デイサービスのみ対応

ナーシングネットプラスワン(プラスワンソリューションズ株式会社)のウェブサイトトップのスクリーンショット

介護ソフト「ナーシングネットプラスワン」は使いやすさにこだわったクラウド型介護ソフトです。全国6,000件以上の事業所様に導入いただいています。新規ご登録のお客様は2か月無料でお試し可能。ソフトから国保連伝送。介護事務作業の効率化をしっかりサポートします。

引用(2023年10月4日)https://www.nn-kaigo.jp/

HUG(株式会社ネットアーツ)

HUG(株式会社ネットアーツ)ウェブサイトトップ画面のスクリーンショット

児童発達支援・放課後等デイサービス・保育所等訪問支援の運営と療育を支援する成長療育型施設運営ソフトウェア「HUG(ハグ)」は児童の育みを支援し、施設のスタッフ様と保護者様とをつなぎ事業者様の発展に貢献するシステムです。オンライン支援・在宅支援対応

引用(2023年10月4日)https://www.hug-srss.com/

ほのぼのmore - 障害者総合支援法対応ソフト(NDソフトウェア株式会社)

障害者総合支援法対応版「ほのぼのmore」をはじめ、障がい者福祉の様々な業務をトータルサポートするサービス・製品についてご紹介いたします。

引用(2024年6月14日)https://www.ndsoft.jp/product/disability-welfare/

LITALICO(リタリコ)発達ナビ(株式会社LITALICO)

LITALICO発達ナビ(株式会社LITALICO)のウェブサイトTOP画面のスクリーンショット

放課後等デイサービス・児童発達支援の国保連請求・記録・帳票作成をラクに、かんたんに。LITALICO発達ナビの国保連請求ソフト。

引用(2023年10月4日)https://h-navi-biz.jp/seikyu

放課後等デイサービス・児童発達支援の請求ソフトの選び方

ご自身の事業所にあった請求ソフトを導入するために、以下のような手順で請求ソフトを比較・検討していきましょう。

①必要な機能や要件を洗い出す

まずは、ご自身の事業所において、請求ソフトに求める機能や要件を明確にしましょう。
例えば、「国保連に伝送する請求データの作成機能だけでいいのか」、「計画書や記録の作成機能も付いているソフトがいいのか」という要件だと選ぶべきソフトは違ってきます。
また、すでに事業所を運営している場合は、現在の業務のプロセスにおいて、どこに問題点や改善可能な点があるのか、職員から聞き取りを行うのも有効です。
請求ソフト・記録ソフトを導入して効率化を図りたい業務として、以下のような業務が挙げられます。

②請求ソフトの比較検討を行う

請求ソフトを選ぶ上で求める機能や要件を整理したら、その要件に該当する請求ソフトを販売している会社から資料を取り寄せ、比較検討を行います。

③無料体験を行う

比較検討をする中で導入候補になった請求ソフトは、無料体験やデモンストレーションを受けて、使いやすさを確認しましょう。
無料体験やデモンストレーションは、現場の職員と一緒に受けることで、使いやすさや必要な作業量などを確認することができます。

④請求ソフトを決定する

無料体験の結果から、導入する請求ソフトを決めたら、ソフトの申し込みをしましょう。

放課後等デイサービス・児童発達支援の請求ソフトを4つのポイントから比較

ここからは、放課後等デイサービス・児童発達支援の請求ソフトについて、

の4つの観点から比較していきます。

①放課後等デイサービス・児童発達支援の請求ソフトを導入方式で比較

放課後等デイサービス・児童発達支援の請求ソフトには、システムの種別がクラウド型とパッケージ型の2種類に分けられます。
クラウド型は、インターネット上のソフトウェアを利用する形で、パッケージ型はインストールしたパソコン上でソフトウェアを利用する形で運用することになります。使用できるパソコンやタブレットの台数、法改正等への対応などに違いがありますので、どのような運用方法を考えているかによって導入方式を決めましょう。

カイポケ 国保連伝送ソフト A社ソフト B社ソフト
システム種別 クラウド型 パッケージ型 クラウド型 クラウド型
PC台数制限 無制限 PC1台のみ 複数のPCで利用可 無制限
更新・法改正対応 自動・無料 手動・無料 自動・無料 自動・無料
セキュリティ

②放課後等デイサービス・児童発達支援の請求ソフトを料金で比較

クラウド型の請求ソフトの料金体系は、定額制となっていることが多いです。また、ソフト利用料と合わせて、機能ごとにオプション料金などが設定されているケースがあるので、オプション料金の項目・内容も確認して、総額で比較するのが良いでしょう。

カイポケ 国保連伝送ソフト A社ソフト B社ソフト
料金形態 定額制 初期費用のみ 定額制 定額制
初期導入費用 0円 7,800円            

(電子証明書発行料)

0円 0円
月額費用 1万5,000円 0円 約9,980円 約3万3,000円
年間費用 18万円 0円 約12万円 約39万6,000円

③放課後等デイサービス・児童発達支援の請求ソフトを機能・サービスで比較

放課後等デイサービス・児童発達支援向けの請求ソフトには、請求書作成等の請求業務に特化したものと、計画書・記録・その他の機能が充実しているものがあります。
請求ソフトを導入することで、ご自身の事業所においてどのような業務を効率化したいかによって、機能を選ぶのが良いでしょう。

カイポケ 国保連伝送ソフト A社ソフト B社ソフト
計画書作成 × ×
記録作成 × ×
請求書作成
タブレット対応 × ×
口座振替 × × ×
給与計算 × × ×
早期入金 × × ×
開業支援 × × ×
送迎管理 × × ×

④放課後等デイサービス・児童発達支援の請求ソフトをサポート体制で比較

放課後等デイサービス・児童発達支援向けの請求ソフトを導入するにあたり、導入前のサポートや利用者データ移行のサポートがあると、スムーズにソフトを導入・乗り換えすることができます。
また、せっかく請求ソフトを導入しても、使いこなせなければ業務効率化につながらないため、ソフト導入後のサポートの有無も重要になってきますので、サポート体制も比較しましょう。

カイポケ 国保連伝送ソフト A社ソフト B社ソフト
請求ソフト導入前 無料体験 最大36カ月※ × 2カ月 ×
電話サポート
訪問サポート × × ×
請求ソフト導入 利用者データ移行 × × ×
請求ソフト導入後 電話サポート ×
セミナー × ×
動画マニュアル × ×

※ 無料期間は条件により異なります

放課後等デイサービス・児童発達支援におすすめの請求ソフトは『カイポケ』!

カイポケは、記録から国保連請求まで一気通貫で行うことができるクラウド型の請求ソフトです。
記録・請求業務だけでなく、開業支援・人事労務管理・財務支援など、放課後等デイサービス・児童発達支援事業の経営を支援する様々な機能が付いています。
カイポケの詳細については、 こちらから詳しい資料を見ることができますので、ぜひご参考にしてください。

カイポケ児発・放デイのUI画像

まとめ

ここまで、放課後等デイサービス・児童発達支援向けの請求ソフトを導入する際の選び方や、機能や料金体系などについてご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
請求ソフトは、皆様の事業所で実施する業務に合わせて、「機能」、「料金」、「使いやすさ」の各項目で比較して選ぶのが良いでしょう。
資料を見るだけではわからないことが多いので、各種項目を比較して候補となる請求ソフトが決まったら、デモンストレーションや無料体験などを活用して、「使いやすさ」を確認しましょう。
放課後等デイサービス・児童発達支援の請求ソフト「カイポケ」では、無料体験・操作説明を行っていますので、もし「カイポケ」にご興味をお持ちいただけましたら、ぜひ無料体験・資料請求をお申込みください。
最後までお読みいただきありがとうございました。

放課後等デイサービスの業務を楽にするソフト「カイポケ」

放課後等デイサービス向けの記録・請求ソフトの「カイポケ」は、支援の記録など日々の業務に必要な帳票の作成・管理だけでなく、国保連への請求情報作成・伝送まで一気通貫で行うことが できます。

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