放課後等デイサービスにおける連絡帳の書き方と例文を解説!無料テンプレートも

放課後等デイサービスや児童発達支援において、連絡帳は、子どもの健康状態や日々の活動状況、療育の内容などの情報を保護者と共有するために必要なツールです。
そんな連絡帳について、「なにを書けば良いのかわからない」とお悩みの職員の皆様も多いかと思います。
今回は、「連絡帳」の書き方のポイントや例文、記入における注意点などをご紹介しています。ぜひ最後までお読みください。

目次

連絡帳はなぜ必要?

連絡帳を活用することで、子どもが放課後等デイサービスでどのように過ごしているのか、どのような活動を行ったのかを保護者に伝えやすくなり、子どもの発達状況や発達上のニーズについて共有することができます。
連絡帳は、事業所と保護者との信頼関係を構築し、子どもにより良い療育を行っていくための重要なツールと言えるでしょう。

連絡帳に記載する内容と記入例

ここでは連絡帳に記載する内容と具体的な書き方、例文について解説します。
連絡帳には以下のような事項を記入するのが一般的です。

サービスの提供日及び提供時間

対象となる年月日とサービス提供時間を記入します。

利用者名及び記入者名

対象となる子どもの氏名および記入した職員の氏名を記入します。

子どもの様子や健康状態

1日を通しての機嫌や活動中に見られた感情の変化(喜び、怒り、不安)などを具体的に記載します。
また体温測定を行い、体調の良し悪しなど健康状態についての情報を記載します。風邪などの症状や怪我等があった場合は、それらについて詳細に記載します。

例文は以下の通りです。

「朝の体温は36.5℃で体調に特に問題なく、1日を通して明るく元気に過ごしていました。」

「朝の体温は36.8℃で鼻水と咳が少しあり、午後には少し体がだるそうな場面もあったため、無理をさせないよう配慮しました。」

1日の具体的な活動内容

子どもが参加したプログラムの内容や子どもがどのように活動に取り組んでいたのかを記載します。活動中の子どもの様子や反応についても記載するようにしましょう。

例文は以下の通りです。

「折り紙でうさぎを作る活動をしました。とても集中して丁寧に作っていました。」

食事・おやつ・トイレの状況

提供した食事やおやつの内容、食事中の様子を記載します。
トイレについては、トイレに行った回数や時間、状況等を記載しましょう。

例文は以下の通りです。

「おやつにクッキーとオレンジジュースを用意しましたが、食欲がなくクッキーを半分残していました。」

「午後にトイレに1回行きました。問題なく1人で行えました。」

送迎

事業所を出発する時間、事業所に到着した時間を記入します。

その他保護者への連絡事項

次回の予定や必要な持ち物等の共有、その他保護者に確認してほしい事項について記載します。

例文は以下の通りです。

「明日は外遊びの予定ですので、着替えと帽子をお持ちください。」

連絡帳の書き方のポイント

連絡帳の書き方のポイントを3つご紹介いたしますので、ご参考ください。

誰が見てもわかりやすいこと

保護者が子どもの状態・様子を把握できるように、事実(客観的情報)と職員が思ったこと(主観的情報)を分けて書くことが重要です。

ポジティブな表現を心がけること

子どもの成長や成功したことを、前向きな表現を使うことで、保護者に安心感を与えることができます。一方、ネガティブな表現は保護者の反感を招いてしまう可能性がありますので注意しましょう。

具体的に書くこと

あいまいな言葉は使わずに具体的に書きましょう。
特に目標に対する活動については、保護者や他の職員が連絡帳を見たときにできるだけ同じイメージを持ってもらえるよう具体的に書くと良いでしょう。

〇(具体的な表現) ×(あいまいな表現)
活動に初めから終わりまで参加する 教室に慣れる
自由時間に他の子と一緒に遊ぶ機会が増える 楽しそうに遊んでいた

連絡帳における注意点

トラブルは口頭でも説明すること

放課後等デイサービスを利用中に、子どもが怪我をしてしまった、他の子どもと喧嘩をしてしまったなど、トラブルが発生することがあります。連絡帳にトラブルの原因や詳細についての記載は必要ですが、文章で全てを伝えるのが難しい場合もありますので、送迎時や電話等で保護者へ口頭にて説明するようにしましょう。

連絡帳の持ち帰りや保管に注意

連絡帳を紛失しないように、子どもや保護者に適切な管理方法を伝えるようにしましょう。
また事業所内においても同様です。連絡帳には個人情報が含まれているため、他の子どもや保護者の情報が漏れないように注意が必要です。連絡帳を第三者に誤って渡すことがないよう、管理を徹底しましょう。

連絡帳は効率化できる!

療育を行っている中で記録を記入し、連絡帳を作成することはとても大変です。特に連絡帳を書くことに慣れていない職員にとっては負担になってしまうことがあります。
そのような場合は、記録や連絡帳を作成できるアプリ・ソフトを活用し、連絡帳を効率的に作成しましょう!
記録や連絡帳の作成を効率化することは、子どもと向き合う時間を増やすことに繋がります。

放課後等デイサービスの連絡帳アプリは『ルクミー×カイポケ』がオススメ!

ルクミー×カイポケをご活用いただくことで、連絡帳の作成や保護者との連絡業務を効率化することが可能です。

など、ルクミー×カイポケでは、連絡帳の作成から保護者への連絡までを効率化する機能を備えています。

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まとめ

ここまで、放課後等デイサービスにおける連絡帳の書き方や記入例などについてご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
本記事にてご紹介した内容が、皆様のお役に立てば幸いです。

また連絡帳に関する業務時間の短縮、業務効率化のためには、連絡帳アプリの活用がオススメです。
放課後等デイサービス向けの連絡帳アプリを探している方は、「ルクミー×カイポケ」を無料体験していただき、現在の業務がどれくらい効率化できるかを実感してみてください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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