加算算定のサポートと経営の総合支援を受けられることからカイポケを導入

加算算定のサポートと経営の総合支援を受けられることからカイポケを導入

 一般社団法人sukasuka-ippo

一般社団法人sukasuka-ippo

障害児のお母さんたちで立ち上げた法人として「自分たちが足りないと思うこと、欲しいと思うものを自分たちで作っていく!」をモットーにさまざまな事業を展開。

課題

  • 初めて保険事業を手掛けるため、請求を漏れなく確実に行いたい。
  • 事業が安定するまでの資金繰りが不安。

導入の
ポイント

  • ファクタリングサービスの提供。
  • スマートフォンの貸与など新規事業に必要なサービスが幅広く揃う。
  • 請求業務がスムーズにできる。

効果

  • 基本的な加算を過度な負担なく漏れなく請求できている。
  • 算定状況が可視化され、チェックの作業と心理的負担を減らすことができた。
  • キャッシュフローに余裕ができたことで、公共交通機関を使った”自立通所”のように、本当に必要と考えるサービスを提供することができた。

初めての請求でも加算を楽々算定!のイメージ画像

横須賀市にあるsukasuka-ippo(すかすかいっぽ)では、障害の有無にかかわらず利用できる学童や同様のコンセプトを持つ一時預かり保育・託児事業所のほか、シングルマザーの仕事のサポートなどの事業展開を続けてこられました。2021年には、放課後等デイサービス「one step」を立ち上げ、カイポケを導入いただいています。こちらの事業所では、現在、地元の商工会議所との共同事業として中高校生の学習・進路選択や就業といった自立をサポートする活動にも取り組まれています。

ご自身も障害を持つ子供の母親でもある五本木愛代表理事と法人の立ち上げから経理業務を担い、代表に伴走されている堀越理恵子様にカイポケのご活用と法人の理念・お取組みについて伺いました。

代表理事の五本木愛様。アンジェルマン症候群の子を持つ母親としての顔も持つ。

国内初!地元商工会議所との共同事業で中高生の自立・就労を支援する放課後デイ

放課後等デイサービスのご開設までの経緯について教えてください。

五本木様: 当法人の前身は、障害を持つ子供の親達が自分たちに必要な情報を共有するために構築したネットワークでした。法人設立以降は障害のある子もそうでない子も、地域で当たり前の生活をしながら生きていくために必要なサービスを自ら考え、展開を続けています。

子供たちは、小学校に入る段階で障害の有無によって普通学級と特別支援学級に線引きされます。さらに障害が重い子たちは地域から離れた特別支援学校に入り、定型発達の子と関わる機会が著しく少なくなってしまいます。そうなると、定型発達をしている子供達にとって、障害を持つ子供達は線引きをされた”向こう側の存在”になってしまいます。 せめて自分たちの暮らす地域では、このような差別や偏見を解消していきたいと考えて、インクルーシブな学童保育事業所を立ち上げました。

また、この学童開設の準備をしてるときに起きた相模原の殺傷事件には大きな影響を受けました。子供たちがこの先も安心して幸せに生きていける地域をつくるには、小さい頃からともに過ごし、当たり前の存在として受け止めてくれる友達が必要です。「障害を持つ人の存在を排除しようとする考えをこの地域から無くして行きたい」という願いを込め、事業を立ち上げています。

放課後等デイサービスone stepは、学童に通う子供たちの年齢が上がるのに合わせて立ち上げました。カイポケはここで導入しています。学校での勉強に追いつけるよう学習をサポートするほか、23年の夏からは子供たちの自立や進路支援に取り組むために、横須賀の商工会議所との共同事業にも取り組んでいます。ここで取り組んでいるのは、長期休暇中に商工会議所の会員企業に職場体験に通い、子供たちのスキルを少しずつ積み重ねていくというプログラムの提供です。修了後は子供たちが得たスキルを企業側が個別に評価し、商工会議所が会頭名でスキルの段階に応じた認定書を発行してくれます。この認定書が、”子供たちが自力で企業に通えて、ある程度の作業を実践できる”という能力を証明し、企業にとっては採用時の目安になるわけです。

この取り組みが、企業側の子ども達への理解促進にもつながっています。

放課後等デイサービスone stepで。日々を過ごす子供達についてタブレットで情報を記録いただく様子。

加算算定と資金繰りのサポートを受け子供達の自立に必要な支援を追求

多様な事業を展開されてきた中で、保険請求が必要な事業は今回が初めてだったのですね。

五本木様: はい。保険制度の枠組みの中で事業を始めるに当たり、まずは加算の取りこぼしをなくすことが肝要だと考えていました。そこで、地域の放課後等デイサービス事業所の連絡会で請求業務にどのソフトを使っているのか話を聞き、カイポケが第一候補になりました。

誰にどの加算が算定できるのかを一つずつ確認しながら請求していては、絶対に抜け・漏れが出てしまいます。そう思うと、当初、請求業務に対する心理的なハードルは高かったです。そこに、例えばサービス提供時間を入力するだけで、延長支援加算を算定できると自動で判断してくれるなどの機能があるのは大きな安心材料でした。

※自動算定は一部の加算にのみ対応しています。

放課後等デイサービスを始めて1年以上経つ今でも、「この加算を算定するためには、この運用を変えなきゃいけなかったのか」などと気が付くこともありますが、現在の状態が可視化されることで効率的なチェックができるようになったと思います。

また、保険事業ならではの不安として資金繰りの問題もありました。だから、カイポケには早期入金のサービスがあると聞き、これも導入を決めた理由の一つです。実際、one stepを立ち上げてからは利用者が集まるまでは想定よりも時間がかかり、このサービスがあってとても助かりました。

one stepでは、将来の自立を見据え、支援員が付き添いながら公共交通機関を使った通所・退所のトレーニングをしています。本人の将来を見据えて必要だと考えて実践していますが、現状の報酬体系では利益が出ない部分なので、早期入金サービスは本当に重要なポイントです。

「これが欲しい」が全部ある!事業運営をサポートする多様なオプション

ソフトの選定時にほかに重視されたポイントや、カイポケを使ってみて良かったと感じる部分はありますか

堀越様: 他のソフトとの比較では、カイポケは安価でスマートフォンを貸してくれるというのもポイントでした。固定電話をひくには結構お金がかかるし、先ほども触れたように、私たちの事業所では電車での通いを支援するので当初から携帯電話は2台だと思っていました。カイポケは「これが欲しい」というサービスを必ず提供していたという印象です。

また、電話もすぐ繋がり丁寧に教えていただけたので、安心感がありました。

多様なオプションメニューと丁寧な電話サポートで、開業時の「困った」をトータルサポートするイメージ画像

先例の少ない事業の構築に取り組む過程で、心がけてきたことはありますか。

五本木様: 新事業を始めるにあたっては、外からも職員を迎えて事業の中身を創っていくことになります。サービスの内容や方向性がしっかりと固まるまでは私も現場に入り、ケース検討や職員研修を通じて、目線合わせをするようにしています。特に、「ここは、子ども達の将来的な自立を目的とした場所である」という基本姿勢の確認はこまめに行っています。

昨今は子供たち一人ひとりの意向を尊重することが重視されていますが、社会に出たらいやなことでも気持ちを切り替えて取り組まなくてはならない場面がたくさんあります。親はずっとついていられるわけではありませんから、だめなものは「だめだよ」と伝え、社会的なマナーも少しずつ身につけていかなければなりません。

当法人では、障害のある子が地域で安心して生きていける状態の実現を目指して、目標達成のために必要な事業をこの先10年の計画に落とし込んでいます。one stepに通い、就業できなかった子供たちの移行と定着にも取り組み、将来的には彼らが暮らしていく住まいも作って行きたいと思います。

放課後デイサービスone stepのロゴ画像

運営法人:一般社団法人sukasuka-ippo
事業所名:放課後等デイサービスone step
所在地:神奈川県横須賀市
https://www.sukasuka-ippo.com/
https://onestep-yokosuka.com/

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