介護ソフト『カイポケ』とは?カイポケの対象サービス一覧
SMS CO.,LTD
運営されている事業所にあったソフトがあるかご確認されたい介護事業所様向けに、『カイポケ』の対応サービス一覧をご紹介しています。
目次
- 対応業種一覧
- 共通機能…業種に関係なく利用できる、カイポケ付帯機能をご紹介
- 居宅介護
- 通所介護
- 訪問介護
- 通所リハビリテーション
- 訪問看護
- サービス付高齢者住宅
- 福祉用具貸与
- 福祉用具販売
- 放課後等デイサービス
- ASPタイプとは?
- まとめ
対応業種一覧
サービス別の機能をご紹介する前に、まず、全ての業種に共通する機能をご紹介します。
共通機能
各種レセプトの作成 | 居宅介護、通所介護等すべての事業所に対応したレセプトの作成機能。 |
カイポケ給与計算 | 所得税や社会保険、年末調整まで計算できる総合給与機能。 |
カイポケ会計・税理士 | クラウドで利用できる会計サービス「マネーフォワード」とカイポケが連携することによって、カイポケ内での会計機能が実現。 |
カイポケ給与振込 | 給与振込業務の効率化とコスト削減を実現。 |
カイポケ経営管理 | 経営者・オーナー向けのレポート作成機能。経営効率化を図るための数値の把握が可能。 ※訪問看護と放課後等デイサービスでは、一部使用できない機能あり |
ハピすむ | リフォーム会社検索機能。リフォームを希望する事業者のために、地域に合わせたリフォーム会社を探すことができる。 |
カイポケニュース | 主に中小介護事業所に役立つ情報の配信サービス。頻繁に更新しているのでタイムリーな情報の取得が可能。 |
物品購入 | 介護事業に必要な備品・消耗品を格安で購入できる通販サービス!カイポケ会員限定特典多数! |
カイポケカーリース | 会員限定のカーリースサービス。オリックス自動車との連携によりお得な条件で車両を手に入れられる。 |
カイポケ勤怠管理 | シフト作成機能、出退勤管理機能、月次勤怠管理機能等、職員の勤怠に関する様々な機能を搭載。 |
居宅介護支援
介護に関する相談や手続きなど、事務作業も多いケアマネ(介護支援専門員)。このソフトは、そんなケアマネージャーが使いやすく、効率がよくなるように考えられてつくられています。利用者の名簿作成、利用履歴の管理や、利用者の課題をまとめたアセスメント情報やケアプランの作成、担当者会議の要点整理、サービス利用票・提供票の作成、国保連合会への伝送請求機能も搭載されており、事務作業の煩わしさから少しでも開放されるよう設計されています。
また、タブレットが無償で貸与されるので、利用者宅でも聞き取りをしながらアセスメント情報や支援経過を入力することができます。介護現場では、同じことを何度も紙に書くという手間が発生することがありますが、ソフトを利用することで、一度のデータ登録で様々な職員に共有ができるので事務作業の負担が減ります。
通所介護
日帰りで施設に通い、食事や入浴など日常生活上の介護や機能訓練等を実施する通所介護(デイサービス)。通所介護版のカイポケでは、デイサービスに必要な様々な帳票を作成することができます。例えば、通所介護計画書やモニタリング表、ケア記録などです。さらに、国保連の伝送請求もできますので、負担が減ることとなるでしょう。
さらに、カイポケではiPadを無料でレンタルすることができます。タブレットがあれば、利用者さんの体温や脈拍などのバイタルチェックを、その場で記録することができます。さらに、記録した利用者さんの状態や、タブレットで撮影した写真をご家族様に見ていただくこともでき、安心して頂くことができると共に情報共有ができるので、信頼関係を築くことにも繋がります。
訪問介護
介護スタッフが利用者宅に訪問し、家事や調理、身体介護などを行う訪問介護。訪問介護用カイポケでは、利用者の管理から計画書などの書類作成と、国保連・利用者への請求もできます。
また、スマートフォン用の無料アプリを使えば、ヘルパーが業務をしている際に、利用者宅でそのまま実績を登録することができます。そのため、月末に集中してデータを集計することが無くなります。
通所リハビリテーション
体操や運動などの理学療法、工作や手芸などの作業療法、言葉や嚥下訓練などの言語聴覚療法などを提供する、通所リハビリテーション(デイケア)。通所リハ用カイポケは、様々な加算のチェック項目の入力や介護保険請求の機能が搭載されています。
また、施設運営が効率的にできているか数値を計算したり、経営者・責任者向けのレポートを即座に作成できる「カイポケ経営管理」、ややこしい手続きなしで引落し処理ができる「カイポケ口座振替」、データ連携が直感的で簡単な「通所リハのレセプト」などの機能を搭載しています。
訪問看護
訪問看護版カイポケでは、医療レセプトと介護レセプト両方を作成できます。
そのため、訪問看護ステーションにはもってこいのソフトです。 また、訪問看護では看護師のシフト作成業務に苦労される方が多いのではないかと思います。そんな悩ましいシフト表も、カイポケであればその日の訪問予定を利用者種別、必要に応じて職員種別でも同じように確認することができます。
もちろん、看護記録のような基本的な情報や、報告書を作成する機能も備わっています。
サービス付高齢者住宅
サービス付高齢者住宅用カイポケには、約30種類のサポート機能が付いています。
国保連への請求はもちろん、職員の採用関連の機能や、経営者にうれしい会計機能や経営指標を管理するための機能、またWEBを使って施設をアピールし、利用者獲得を目指せるHP作成機能、空床率の見える化機能などが搭載されており、簡易な操作で利用できます。
また、サ高住の運営では、デイサービスや訪問介護を併設しているケースが多く、利用者がそれらのサービスを重複して利用されることも少なくありません。この場合、どうしても各施設との連携が重要となりますが、カイポケには利用者様の利用履歴をすぐに確認できる機能があります。
また、同時に職員のシフト機能を使えば、誰が対応したのか一目瞭然です。そして、国保連へサービスごとに請求するのは大変煩雑ですが、一括にまとめられる併設サービス連携機能もあり、作業の効率化を図ることができます。
福祉用具貸与
車いすや介護ベッドなど、福祉用具をレンタルする福祉用具貸与。カイポケの福祉用具ソフトには、国保連への伝送請求機能はもちろん、基本情報を管理するための利用者のリスト作成機能や個別援助計画書の作成機能などがあります。また、福祉用具をレンタルする際には、保険内・保険外の商品がありますが、カイポケはそのどちらにも対応しています。その後の提供票の実績入力機能にも対応しているので、どの利用者に何を貸し出しているのか、いつでも簡単に確認することができます。
また、福祉用具に関する「納品依頼書・報告書」「引取依頼書・報告書」や、卸業者に提出する発注書の印刷もできるため、すぐに印刷・発注することが可能です。集金に関しては、口座振替のサービスを利用して、煩わしい集金業務をスムーズに行えます。カイポケと提携しているサービスを利用すれば、通常よりも割安で口座振替サービスを利用することができお得です。
福祉用具販売
利用者の日常生活の利便性を図るための用具で、なかでも入浴や排泄など、貸与になじまない福祉用具を販売している、福祉用具販売。カイポケでは、福祉用具貸与ソフトと同じように、利用者のリスト作成など、基本情報を管理するための機能があります。そして、特定・通常区分の福祉用具販売商品の管理もできます。提供票の実績入力はもちろん、国保連への伝送請求機能など業務に必要な機能が盛り込まれています。
また、福祉用具貸与にもある多くの機能が利用できます。
放課後等デイサービス
障害のある就学児向けに、生活能力の向上のための訓練や放課後等の居場所作りをする、放課後等デイサービス。放課後等デイサービス版カイポケは、利用者の住所・氏名などの基本情報管理はもちろん、今後の利用予定の確認、過去の利用実績の管理まででき、職員間の情報共有もスムーズになります。(国保連への伝送請求は、未対応)
また、その他の業務支援機能として、集中購買機能、口座振替機能、送迎管理機能などがあります。送迎はその日の利用者によってルートが変わるため、時間を費やす業務の1つですが、ソフトを利用することで事務作業が軽減され、その分サービスの提供に時間を割くことができます。
ASPタイプとは?
最近注目を集めているASP型介護ソフト。ASPタイプのソフトとは一体どういうものを指すのでしょうか。
以前まではソフトを使用するにあたり、まずソフトが入っているCD-ROMを購入、パソコンにインストールすることで使用することができていました。この導入方式をパッケージ型といい、ソフトを使いたい場合はこの手法しかありませんでした。
それに対して新しく登場した導入方式が「ASP型(クラウド型)」です。ASP型の特徴として、パソコン・タブレット・スマートフォンなど端末を選ばず、インターネットが繋がりさえすればどこでも利用できることが挙げられます。
『カイポケ』は、ASP型(クラウド型)です。なので、出先でもタブレットから利用でき、使用範囲がぐんと拡がります
まとめ
介護ソフトは介護事業者・職員のために、「いかに事務作業を効率化できるか」を考え抜かれて機能が作られています。
しかし、機能だけで良い介護ソフトを判断するのは少々危険です。一般的に、介護現場ではパソコンに詳しくないスタッフが多いと言われています。良い機能を導入できたとしても、実際に扱えなければ意味がありません。
よって、ソフトの操作性であったり、何か疑問を感じたときに頼れるサポート体制も重要です。これらの要素は事業所それぞれの状況によって異なります。ご自身の事業所に合った介護ソフトとは一体どのようなものなのか、この記事がその答えを見つけるための手助けとなれれば幸いです。
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