国保中央会の介護ソフトと他のソフトとの比較
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皆さんは介護ソフトを知っていますか?介護ソフトはレセプト作成をはじめ、様々な機能が備わっており、導入することで事務作業や現場の業務までも非常に効率化できる場合があります。
そこで今回はまず、国保中央会の介護ソフトについて説明させていただきたいと思います。
国保中央会とは国民健康保険中央会の略で、国民健康保険や介護保険事業などの普及を実施する機関です。そのため、国保中央会の介護ソフトというと、最も使いやすくて正統派というイメージを持たれるかもしれませんが、用途や機能によっては一般のソフトメーカーが販売しているソフトの方が、使いやすい場合があります。
今回は、国保中央会の介護ソフトとメーカーの介護ソフトの機能やサポートについて比較してみたいと思います。
目次
国保中央会の介護ソフトについて
ここでは国保中央会の介護ソフトについて、説明します。
国保中央会の介護ソフトは現在、介護伝送ソフトVer.7というものが配信されており、利用可能期間は約3年間となっています。この3年間という期間介護報酬を3年ごとに見直すため、介護ソフトも新しいものに更新する必要があるという理由があります。最近では平成27年の4月に介護報酬が改正されましたが、このソフトはその改正にも対応しているソフトになっています。
では、国保中央会のソフトの概要について、説明させていただきます。
このソフトにかかる料金は、パソコン1台につき47,000円です。この料金は事業所ごとではなくパソコン1台につき必要になるので、1つの事業所内でソフトを2つ使用したい場合は2台分の料金が発生してきます。ただし、複数の事業所の情報を1つのパソコンで集約する場合は、申し込むことで複数の事業所の情報を集約することが可能になります。
このソフトにおいてできることは非常にシンプルなものとなっており、大きく分けて台帳管理、請求明細書・給付管理票の作成、国保連合会との伝送機能の3つです。
台帳管理は利用者、事業所、保険者のそれぞれの台帳を管理することができるようになっています。
請求明細書・給付管理票の作成については、台帳管理機能とリンクしているため、作成する際のミスを軽減することができます。
伝送機能では、介護給付費請求書、給付管理票の伝送や、国保連合会からの支払い結果通知や連絡文書などの通知も受け取ることができます。
サポート体制については、請求期間である毎月1~10日は平日10時~19時、土曜日10時~17時ですが、それ以外の日にちでは平日の10時~17時の間と受付時間が異なるので、注意が必要です。国保中央会のホームページに、サポートセンターに繋がりやすい時間が記載してあるので時間を確認してから連絡をしてみると良いでしょう。
ソフトウェア会社の介護ソフトと比較
ここでは、ソフトウェア会社の介護ソフトとの比較をさせていただきます。
介護ソフトといっても国保中央会のものだけではなく、民間のソフト会社のものもあります。介護の種類は様々であり、それぞれの事業によってレセプトの作成方法なども異なるため、それぞれの事業所に適したソフトを選択する必要があります。また、レセプトを誰が作成するのか、レセプト作成機能だけでよいのかなど、分からないことも多くあると思います。
そこで今回は具体例としてカイポケのソフトについて取り上げていきたいと思いますが、カイポケでは様々な分野のソフトを扱っているため、障害者サービスに用いるソフトを除き、介護ソフトに絞って今回は説明します。
カイポケのソフトは多くのサービス種別に対応しており、比較的安価で利用することができますが、利用料については運営しているサービス種別や拠点数により異なるため、一律ではありません。
また、法改正などでソフトをバージョンアップしなければならない場合でも、料金は発生しませんし、別の介護ソフトからカイポケに乗り換えようとした場合でもデータの移行に料金はかからないというメリットがあります。
前章で書かせていただいた国保中央会のソフトでは、パソコン1台につき料金が決まっていたのに対し、カイポケではカイポケを導入するパソコンが増えても料金が変わることはありません。
さらに、ソフトによっては無料でタブレットをレンタルすることができ、パソコンとの情報を共有することができます。
タブレットを使用した場合、パソコンとは異なり持ち運びが便利であるため、通所介護の現場などでは利用の予定が確認しやすく、サービス実績とも連動しており、リアルタイムに更新することができます。
また請求業務だけではなく、ヘルパーのシフトの作成も可能で、給与明細の計算・作成も行うことができます。
さらに機能面だけでなく、サポート体制も非常に充実しており、法人を開設していない場合は採用や法人登録などの開業のサポートも行っています。
電話での相談についても受電率97%、満足度96%と非常に高い数字を維持しており、困ったときのサポート体制が整っていることを示しています。
以上のように、カイポケは多種別のサービスに対応する多くの機能を有しておりサポート体制も非常に充実しています。まだ、カイポケがどのようなソフトかわからないという方もいると思いますが、カイポケでは、無料での体験期間を設けているため、一度どのようなソフトか体験していただけるとよいかと思います。
国保中央会へ伝送できる介護ソフトについて
ここでは、国保中央会へ伝送できる介護ソフトの一例として、カイポケについて説明させていだきたいと思いますが、カイポケのソフトには様々なものがあるため、今回は居宅介護、通所介護、訪問介護の3つに絞らせていただきます。
まず居宅介護のソフトについてですが、サービス計画表はサービス提供票へ反映することができ、モニタリングなどの期限のある情報に対するアラート機能も付いています。また、作成した予定をサービス事業所へ連携することもできます。
次に通所介護のソフトについてですが、このソフトでは無料でタブレットを1台レンタルすることができます。このタブレットとパソコンを連携することで情報をリアルタイムで確認・更新することができます。
最後に訪問介護のソフトについてですが、このソフトではヘルパーのシフトを作成することができ、さらには給与計算も行えるため、業務時間を削減することができます。
この3つの介護ソフトだけではなく、カイポケのソフトでは説明書の通りに操作を行うことで、請求書の作成から請求までを行うことができるようになっています。
また、それぞれのデータが連動しているため、独立したデータを作成する必要はなく、ソフト内ですべて連携することができるため非常に効率的です。
もしも、利用方法に不明な点がある場合、それぞれのソフト専門のオペレーターからアドバイスを受けることができます。
まとめ
以上のように国保中央会が推奨しているソフトだけではなく、一般のソフト会社の介護ソフトにも様々な機能があると言えます。国保中央会の介護ソフトはシンプルで使いやすいものですが、使い方や機能を踏まえたうえで、それぞれの事業所に適したソフトを選ぶことが最も大切です。
その中でも今回カイポケのソフトを紹介させていただきました。今回お話させていただいた内容が、カイポケのすべてではないので、介護ソフトを導入しようと考えている場合、まずは資料請求をし、体験利用をしてみてはいかがでしょうか?
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