介護のシフト管理アプリ17選!アプリ・ソフトでシフト作成を効率化できる!
介護事業所においてシフトを作成する際は、各職員の勤務形態や希望する曜日・時間帯の調整に加えて、人員基準や加算の算定要件を満たすように調整する必要があります。
シフト作成を担当している方の中には、「毎月のシフト作成が大変」、「シフト作成をもっと効率的にする方法はないの?」とお悩みの方もいらっしゃるでしょう。
この記事では、介護事業所におけるシフト作成・管理が大変な理由、シフト管理アプリ・ソフトを使うメリット、選ぶポイント、シフト管理アプリ・ソフトの一覧などをご紹介します。
目次
- 介護事業所におけるシフトの作成・管理が大変な理由とは?
- 介護のシフト管理アプリ・ソフトとは?
- 介護のシフト管理アプリ・ソフトを使うメリット
- 介護のシフト管理アプリ・ソフトを選ぶポイント
- 介護のシフト管理アプリ・ソフト17選
- まとめ
介護事業所におけるシフトの作成・管理が大変な理由とは?
介護事業所におけるシフト作成は、多くの管理者を悩ませる業務のひとつです。
シフトの作成・管理が大変な業務になっている理由は、「事業所・施設を運営するために配置する人数等に関するルール」と「職員が希望する勤務時間や曜日」などを調整しなければいけないためです。
具体的には、以下のような点でシフト作成・管理業務の負担があります。
- 労働基準法や人員基準、加算の算定要件を満たすように職員を配置しなければいけない
- 職員が希望する勤務時間、曜日、休日などがバラバラ
- 急な利用予定のキャンセルや職員が欠勤した場合に備えておかなくてはいけない
また、一言で介護事業所といっても、訪問介護や訪問看護、通所介護、介護老人福祉施設、介護老人保健施設など、提供するサービスによって、人員基準や適切なサービスを提供するために配置したい人数等が異なるので、それぞれのサービスに特有の大変さがあります。
訪問介護や訪問看護では、職員が利用者宅へ訪問するサービス形態のため、職員と利用者との相性に加えて、利用者宅への移動時間・移動手段なども考慮する必要があります。
通所介護や通所リハビリテーションでは、送迎・食事・入浴介助など、人手が必要となる時間帯があるので、対応できるように職員を配置する必要があります。
介護老人福祉施設や介護老人保健施設では、365日24時間のシフトとなるため、早番・遅番・日勤・夜勤などの希望の調整を行い、職員から不満が出ないようにする必要があります。
介護のシフト管理アプリ・ソフトとは?
介護のシフト管理アプリ・ソフトとは、シフトの作成、管理、共有などを効率的に行うためのソフトウェアを指します。
配置しなければいけない人数と職員の希望シフトを考慮してシフトを自動作成したり、作成したシフトを職員に一括共有したり、勤怠管理や給与計算と連動したりする機能があります。
介護のシフト管理アプリ・ソフトを使うメリット
シフト管理アプリ・ソフトを使うことで、以下のような効果が見込めます。
- シフト作成の時間短縮
- 管理者の負担軽減
- 公平なシフトの作成
それぞれ詳しく見ていきます。
シフト作成の時間短縮
シフト作成は、法令や人員基準の遵守、職員の希望や利用者の希望などの様々な条件をパズルのように組み合わせる必要があるため、時間がかかります。
シフト管理アプリ・ソフトを使うメリットは、シフト作成を効率的に行い、業務に使っていた時間を短縮できることです。
アプリ・ソフトには、様々な機能が開発されていて、最近では、AIが入力した条件や収集した情報をもとに、自動で最適なシフトを作成する機能がついたアプリ・ソフトもあります。
管理者の負担軽減
急な職員の欠勤があった場合やシフトの変更希望があった場合は、シフトを交代できる職員を調べて連絡を取り、その後のシフトを調整しなおす必要があります。
シフトに関する情報をアプリ・ソフトで一元的に管理していると、条件にあう職員を即座に探すことができ、管理者のシフト調整に係る業務負担を軽減することができます。
公平なシフトを実現
法令や人員基準を必ず満たしたうえで、早番・遅番・日勤・夜勤など複雑なシフト勤務を組む際は、どうしても職員の希望に沿えなかったり、特定の職員に特定のシフトが集中してしまう事態が起こりえます。
シフトを自動で作成するアプリ・ソフトを利用することは、公平なシフトを作成することにもつながっています。
公平で納得感のあるシフトを作成できると、職員間の不満が少なくなり、仕事に対するモチベーションアップにもつながるでしょう。
介護のシフト管理アプリ・ソフトを選ぶポイント
ここからは、シフト管理アプリ・ソフトを選ぶ際に比較検討しておきたいポイントをご紹介します。
- 機能
- 操作性
- 料金
- サポート体制
それぞれの観点を見ていきます。
機能
シフト管理アプリ・ソフトが自社の課題を解決する機能をきちんと備えているかを確認します。
- 介護事業所向けのシフト管理ソフトか
- スタッフの勤務希望を収集する機能があるか
- 月途中のシフト変更や職員同士のシフト交換の機能があるか
- 独自ルールの設定はできるか
また、勤怠管理ソフトや給与計算ソフトと連動できるソフトを導入すると、勤怠に関する情報を一元管理できるようになるので事務業務の効率化が期待できます。
操作性
シフト管理アプリ・ソフトが操作しやすいかを確認します。
管理者と職員、両方の目線から「操作しやすいかどうか」を確認するとよいでしょう。
- 職員の追加
- 独自ルールの追加
- シフトの作成
- シフトの変更
- 希望シフトの入力
- 提出した希望シフトの確認
- 決定したシフトの確認
便利な機能がたくさん備わっていても、操作が複雑だと「使いづらい」と感じてしまい、業務負担が増えてしまう可能性もあります。
料金
シフト管理アプリ・ソフトの料金が自社の予算の範囲内なのかを確認します。
- 初期費用・導入費用はいくらか
- 月々のランニングコストはいくらか
- 職員の人数等によって料金が変動するか
- オプション料金が発生しないか、発生する場合はいくらか
サポート体制
操作に困った際に、サポート体制があるかどうかも重要になるので確認しましょう。
- サポートへの連絡手段(電話・メール・チャット)
- サポートの対応時間
- マニュアルやQ&Aの機能
介護のシフト管理アプリ・ソフト17選
ここからは、介護事業で使えるシフト管理アプリ・ソフトを一覧でご紹介します。
自動作成機能を持つアプリ・ソフト
- シンクロシフト
- ジョブズマイスター for 介護福祉
- ほすぴタッチ
- shiftmation(シフトメイション)
- おまかせシフトちゃん
- Ramanas(ラマナス)
- Work/Life(ワークライフ)
- oplus(オプラス)
無料で使えるアプリ・ソフト
- シフトカイゴ
- assift
- 調整さん
- みんなのシフト。
- シフト表作成
- シフトボード
- Googleカレンダー
- Googleスプレッドシート(Excel)
介護のシフト作成ソフト・アプリなら『カイポケ』
シフトの作成・管理だけでなく、介護記録や請求業務まで一元管理したい方には、介護ソフト『カイポケ』がおすすめです。
カイポケはシフト作成だけではなく、事業所全体の業務を効率化し、経営をサポートする介護ソフトです。
まとめ
ここまで、介護事業所におけるシフト作成・管理が大変な理由や、シフト管理アプリ・ソフトを使うメリット、選ぶポイント、シフト管理アプリ・ソフトの一覧をご紹介してきました。
シフト作成は、介護事業特有の法令や人員基準を考慮するだけでなく、提供サービスごとの業務特性や職員の勤務形態・希望シフト・公平性も考慮する必要があり、非常に手間がかかる業務です。
もっと効率的にシフトを作成・管理したい方は、介護ソフト『カイポケ』をご検討ください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
ソフト比較に関する資料を無料ダウンロード
はじめやすく、
ずっと使える介護ソフト
