介護ソフトはリースがいいの?ソフトのリース契約って何?

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介護ソフトを導入するうえで、事業所にできるだけ金銭的な負担をかけたくないと考えている方は多いと思います。最近はさまざまな形式の介護ソフトが出回っており、料金体系は提供している会社によってまったく異なります。月額や年額で利用契約を結ぶものもあれば、導入時にソフトを一括購入するものもあります。利用者の数や、導入する機能によって料金が変わるソフトもあります。そのほか、ソフトのリース契約を採用している会社もあります。

この記事では、リース契約についての基本的な情報から、そのメリットやデメリットについてご紹介します。

リースとは?リースとレンタル・ローンの違い

リースは賃貸借取引の一種で、オペレーティングリースとファイナンスリースの2種類があります。日本では、一般的にリースというとファイナンスリースを指す場合が多く、介護ソフトのリースもファイナンスリースであることがほとんどです。

リースとは、企業が設備投資をするための手段の1つです。企業が必要とする機械設備などをリース会社が代わりに購入し、企業はリース会社に毎月リース料を支払います。この際、設備の所有権はリース会社にあります。大きな設備を導入したいが一度に多額の資金を使いたくない、一括で購入できるほどの予算がない、といった企業のニーズに応える仕組みです。ただ、これだけではレンタルやローンとあまり変わらないように見えるので、それぞれを比較してみましょう。

レンタルは、比較的安価なものを不特定多数の人に短期間貸し出す仕組みです。レンタカーやDVDレンタルなどを想像すると分かりやすいでしょう。一方、ローンは、高価なものを分割で支払うという点ではリースと似ていますが、家や車のローンからも分かるように、所有権は購入者にあります。

このように、レンタルとリースはある程度すみ分けがされていますが、リースとローンでは「所有権の所在」が一番の違いになります。リースの場合、契約期間が満了しても物件の所有権はリース会社にあるため、自社のものにはなりません。契約満了後も同じものを使い続けたい場合は、再リース契約を結ぶ必要があります(再リースのリース料は、通常、当初より大幅に安く設定されています)。

そのため、リース契約を選ぶ際は、3~5年ほどの長期的な経営を視野に入れて、本当に必要なものかどうかを考える必要があるといえるでしょう。

以上を踏まえて、介護ソフトにおけるリースについてご紹介します。

まず、介護ソフトにはどのような形式があるのかを説明し、その中でリース契約に適している導入形式や、リースのメリット・デメリットについて解説します。

介護ソフトの導入方式にはどのようなものがあるの?介護ソフトの導入方式は2つ

1つ目は、パッケージ型ソフトと呼ばれるものです。パッケージ型ソフトでは、ソフトを購入し、事業所のパソコンにご自身でインストールして使用します。

パッケージ型のメリット

パッケージ型のデメリット

以上が、パッケージ型ソフトのメリットとデメリットです。

2つ目は、ASP(クラウド)型と呼ばれる形式です。ASP型は、ソフト開発会社と事業所をインターネットでつなぎ、ソフトの利用やデータ管理を行います。契約者は、パソコンなどからWebブラウザや専用のアプリケーションを使って、インターネット経由でソフトを使用します。

ASP型のメリット

ASP型のデメリット

以上が、ASP(クラウド)型のメリットとデメリットです。
ソフトの形式の違いと、それぞれのメリット・デメリットを簡単に説明しましたが、お分かりいただけたでしょうか?
それでは、実際にどの形式のソフトがリース契約に適しているのでしょうか?

リース契約に適しているソフトとは

ASP型では、ソフトを「利用する」という契約が一般的です。月単位で契約することが多く、一度に多額の費用を支払う必要が少ないため、ASP型の介護ソフトでリース契約が用いられることはあまりないといえるでしょう。

一方、パッケージ型は、契約と同時に一括購入する場合が多いです。先ほど述べたように、初期費用がかさみやすいことがデメリットで、事業所がパッケージ型の導入をためらう要因の1つとなっています。

そのデメリットを解消するために、支払い方法を月単位に変えて導入しやすくしたものが「リース契約」なのです。パッケージ型の介護ソフトのリースでは、ソフトだけでなく、パソコンやサーバーなどの機器とセットで契約するケースも多く見られます。

それでは次に、パッケージ型介護ソフトをリースする際のメリット・デメリットを整理してみましょう。

リース契約のメリット・デメリットは?

メリット

デメリット

以上から分かるように、パッケージ型ソフトのリース契約は、導入当初の負担を減らせるという大きなメリットがある一方で、契約期間の縛りがあるため、簡単に解約することはできません。また、ソフトの所有権はリース会社にあるため、契約満了後もそのソフトを使い続けたい場合は、再リース契約を結ぶ必要があります。長期的にソフトを利用したい場合は、コストがかかりやすいといえるでしょう。

リース契約によるパッケージ型ソフトの導入を考えている事業者の方は、一括購入した場合との長期的な差額や、解約時に発生するリスクを考慮しながら、リース契約をするかどうかを検討する必要があるでしょう。

まとめ

今回は、さまざまな種類がある介護ソフトの中でも、リース契約に対応しているソフトの特徴について解説しました。リース契約は、基本的にはパッケージ型ソフトを導入しやすくするための手段であると、ご理解いただけたかと思います。

冒頭でも述べたように、介護ソフトにはさまざまな種類があります。初期投資を抑えることだけを考えるなら、リース契約にするか、ASP型のような月額契約のソフトを選ぶことになるでしょう。これは一例に過ぎませんが、ご自身の事業所に必要な機能や財務・経営の状況、対応するサービスの数などから、「これだけは譲れない」という条件をイメージできれば、後悔のない介護ソフト選びに近づくのではないかと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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株式会社エス・エム・エス

カイポケメディア編集部

カイポケメディア編集部には、看護師や社会福祉士をはじめ、介護事業所の運営経験者、介護ソフトの導入サポート経験者など、幅広い知見を持つメンバーが在籍しています。
制度と現場の実務に精通した視点から、介護事業所の開業、日々の業務効率化、経営改善に役立つ情報を発信しています。

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