5分でわかる介護ソフト!クラウド型とインストール型の違いを比較解説



みなさんが介護ソフトを選ぶ際に、【クラウド(ASP)型】と【インストール(パッケージ)型】の2種類をよく目にしませんか?でも「それぞれどんな違いがあるのか?」「自分の事業所にはどちらがあっているのか?」と、悩んでいる方も多いのではないでしょうか。このページではクラウド型介護ソフトとインストール型介護ソフトの違いや、それぞれのメリット・デメリットについて、わかりやすく解説していきます。介護ソフトを導入したいけど、どのような基準でえらべばいいかわからない、といった悩みを持った介護事業者の方は是非ご覧ください。

介護ソフトASP比較

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目次

クラウド(ASP)型介護ソフトとは

介護ソフトの仕組みは大きく2つに分かれます。それぞれ「クラウド(ASP)型」と「インストール(パッケージ)型」です。ここでは「クラウド型」と呼ばれる介護ソフトについて解説していきます。

クラウド型のソフトはインターネットを通じ介護ソフト会社のサーバへアクセスし、そこに用意されているアプリケーションやソフトウェアを利用する介護ソフトのことです。つまり、クラウド型介護ソフトとは「インターネット上で操作を行うソフト」のことを言います。そのため、パソコンにソフトをダウンロードする必要がありません。

インストール型介護ソフトとの一番の違いは、時間や場所を問わずインターネットを介してソフトを利用できる点です。端末についてもインストール型だとソフトがインストールされている端末からでないとソフトの操作ができませんが、クラウド型の場合は固定の端末でなくとも、インターネットが使えるパソコン・スマートフォン・タブレットなど様々な端末から利用することが可能になります。

クラウド型の介護ソフトとインストール型の介護ソフトの違い

ここまでクラウド型介護ソフトについて解説してきましたが、インストール型介護ソフトとの違いについて以下の表を用いて解説していきます。

クラウド型介護ソフト インストール型介護ソフト
費用・料金 月額料金で設定されているケースが多い。初期費用もかからないため開業直後などの導入ハードルは低い。 初期費用+保守料がかかるケース、もしくは一括で支払うケースがある。導入のタイミングでまとまった費用が必要な点では、導入のハードルが高いと感じる事業所もある。
利用方法 IDとパスワードを介護ソフト会社に発行してもらい、インターネットを通じて介護ソフト会社のサーバーに接続して利用する。
介護ソフトを利用したいデバイス(パソコン・スマートフォン・タブレット)全てにインターネット環境が必須。
CD-ROMや介護ソフト会社のHP等から、自社のパソコンにソフトをインストールして利用する。
介護ソフトがインストールされているパソコンであれば、インターネット環境は不要。
データの保管方法 インターネット経由でソフトを利用するため、情報は介護ソフト会社のサーバー(クラウド)上にある。万が一パソコンが壊れたとしても、情報が消失することはない。ただし、パスワードの管理を厳重にするなどして、情報漏えいに注意する必要がある。 事業所のパソコンにデータを保存することができる。固定のパソコンからしかアクセスできないため情報漏えいの可能性が低いが、パソコンの故障や災害時にはパソコン上にあるデータが消失してしまう可能性がある。そのため、こまめにデータのバックアップを取るなどが必要。
法改正への対応
(ソフトの更新)
ソフト会社で対応することがほとんどで内容も自動更新されるため、事業所でアップデート等の作業する必要がない。また、料金もかからない場合が多い。常に最新の状態で介護ソフトの利用が可能。 CD-ROMなどがソフト会社から送られてきて、事務所内でパソコン操作やプログラムのアップデートをすることが必要になってくる場合がある。また、ソフトの更新は有料になる場合も多い。
国保連請求
(インターネット伝送)
請求事務もインターネット環境下であればどこからでもアクセスして利用可能。また、使用しているソフトがインターネット伝送機能を兼ね備えている場合、ソフト会社を通してインターネット伝送を行うことができる。 請求事務はソフトがインストールされているパソコンからでないと、作業ができない。またインターネット伝送を行う際には、インターネット環境もしくは伝送用ソフト等が必要になる。伝送用ソフトが必要になる場合は別途費用がかかる。
利用期間 料金が月額で設定されているため、特に利用期間の縛りがない介護ソフトが多い。 保守料がかかる介護ソフトについては、利用期間に縛りがあることが多い。解約する場合に違約金が発生する場合もあるため注意。
セキュリティ パスワードの管理を厳重にするなどして、情報漏えいに注意する必要がある。しかし、サーバー上のセキュリティは介護ソフト会社の強固なセキュリティの下、管理ができる。 外部のネットワークからのアクセスができないため、情報漏えいのリスクは低いが、社内でセキュリティ環境は整える必要がある。

クラウド型介護ソフトとインストール型介護ソフトのメリット・デメリット

一般的にクラウド型ソフトのメリットとしてよく言われているのは、「初期費用の削減」と「システム運用管理業務の効率化」です。「初期費用の削減」については、クラウド型のソフトは月額料金の提供かつほとんどが初期導入費用無料です。また、「システム運用管理業務の効率化」については、基本ソフト会社がシステムの運用・保守・管理を行うため、専門知識がなくとも問題なく運用ができます。

このように、クラウド型介護ソフトとインストール型介護ソフトを比較した際にももちろんメリット・デメリットがあります。ここでは、以下の表を用いて特に介護事業所の場合見ておきたいポイント(メリット・デメリット)を以下の表で解説していきます。

見ておきたいポイント クラウド型介護ソフト インストール型介護ソフト
メリット ・場所を選ばずに入力作業などができる
・初期の導入費用が安く、契約期間の縛りがないものが多い
・アップデートは自動で保守がいらない
・インターネット接続が不要(伝送にはインターネット接続や他ソフトが必要)
・事業所内で完結するため情報漏洩リスクが低い
デメリット ・常時インターネット接続が必要
・請求時期にアクセスが集中して遅くなることがある
・事業所のパソコンでしか利用できない
・保守やアップデートが手間(追加費用がかかる場合もある)
・初期の導入費用が高く、契約期間の縛りがあるものが多い

選ぶならクラウド型介護ソフト?インストール型介護ソフト?

ここまで、クラウド型介護ソフトとインストール型介護ソフトの比較をしてきましたが、どちらの介護ソフトが合っているのかは事業所に運用によって変わってくるため、両者のメリット・デメリットを十分に比較した上で検討していきましょう。
以下にそれぞれのソフトおすすめのポイントを並べてみます。ぜひ参考にしてみてください。

クラウド型介護ソフトがおすすめの事業所

  • 初期コストはなるべく抑えたい
  • 使用期間は決まっていないものがいい
  • できる限り早く導入したい
  • 日々の業務を効率よく行いたい
  • インターネット環境が比較的整っている

インストール型介護ソフトがおすすめの事業所

  • 介護ソフトにかける予算はそれなりにある
  • 利用期間が決まっていても問題ない
  • 導入まで多少時間がかかっても良い
  • 事業所内でできる限り業務をまとめたい
  • 特に外出先で業務をしなくても事業所内で完結させたい
  • 自社内でデータを直接管理したい

クラウド型介護ソフト導入時に比較するべき4つのポイント

①ソフト上で行える業務範囲

介護ソフトと一言に言っても、ソフトでできる業務範囲は様々です。
国保連への請求データの作成は基本ですが、それ以外に帳票の作成が行えるものや、訪問先で記録業務を行えるもの、給与計算や勤怠管理まで網羅しているものなどがあります。
これから事業所を立ち上げる方、今の事業所のソフト見直しを検討されている方どちらにとっても、 今の事業所に必要な(必要になる)介護ソフトの機能をぜひ考えてみましょう。
ソフトの見直しを検討されている方は、介護ソフトを導入した当時と状況も変化していると思いますので、今どんな業務に困っていて、どのような機能があれば業務改善できそうかイメージしやすいでしょう。

②操作性・使いやすさ

介護ソフトは事業所に勤める職員の皆さんが日々使うものになります。希望する機能があったり、内容が充実していたとしても、使いにくければ逆に業務の効率が下がってしまうこともあります。
入力画面での内容や画面の見やすさ、事業所の1日の業務に機能がどれだけマッチしているかは、各事業所によってもちろん異なります。
そうした場合を防ぐためにも、もし介護ソフトの実際の操作感を試せる機会があれば、積極的にその機会を活用していきましょう!
基本情報など入力した内容が他の書面にも自動で反映されるか、行政監査等で必要な内容が網羅されているかなど、細かい点も確認していくとより検討スピードも上げることができます。

③サポート体制

どの介護ソフト会社もサポート機能が備わっています。サポートと一言で言っても、サポートの種類や料金がかかる場合もあるので予め確認しておくとよいでしょう。
サポートの種類は、電話・メール・訪問などで分かれます。また、介護業界の専門的な内容を理解しているサポートデスクがあることが望ましいです。そして、どのソフト会社も請求期間は問い合わせが混みあうことが予想されるため、請求期間中の対応状況や事業所によっては夜間等の対応ができるのかどうかもポイントとなります。

④利用料金

介護ソフトの料金形態はリース・買取・月額の大きく2パターンに分かれています。リースの場合は保守料はそこまで高くないものの、導入時にまとまった初期導入費用が必要でリース期間中に解約をすると違約金がかかるケースがあります。買取は一度購入してしまえば、ソフトの利用料金を支払うことはありませんが、PCが故障した場合やソフトを更新する際などには再度購入が必要なこともあります。月額のソフトに関しては、初期導入費用はかからず、定額かつ契約期間も決まっていないため違約金が発生する可能性がありません。
料金体系以外にも、諸費用としてオプション、サポート費用、契約違約金などが発生する場合もあるため、予め確認しておくとよいでしょう。

また、現在すでに利用しているソフトがあり、他社のソフトへの乗り換えを検討されている場合は、「データ移行」についても必ず確認しておきましょう。
以降可能なデータの範囲やデータ移行の際に料金がかかるのかどうかなどが確認するポイントです。

おすすめのクラウド型介護ソフト

クラウド型の介護ソフトの導入を考えているなら「カイポケ」がおすすめです!

カイポケは保険請求(レセプト)機能から、勤怠・給与計算など事業所の運営上に必要な機能まで幅広い業務範囲に対応しているクラウド型の介護ソフトです。パソコン操作に不慣れな方や、請求業務を始めて行う方でも簡単に操作できるような画面設計になっています。また、一部のサービス種類ではタブレットから訪問先で記録を取ることができ、タブレット内のアプリ上から決められた入力項目に沿って画面をタッチしながら感覚的に操作することもできます!

サポートについてもカイポケを安心してご利用いただけるように、会員様専用の電話問い合わせ窓口はもちろん、ソフト内からメールで問い合わせすることも可能です。
さらに利用料金についても初期費用・更新料・サポート費用0円、月額の定額制とシンプルな料金体系となっています。また、契約期間の縛りもなく、お客様の事業所の状況に合わせてご契約・ご解約ができます。

「カイポケの機能を試してみたい!」「実際の画面ってどうなってるの?」「ソフトの操作性を見てみたい」などのご要望があれば、機能制限なし・専任のサポート付きの無料体験期間も用意されているため、検討もスムーズに進めることができます。ページ下部のボタンをクリック、必要項目を入力のうえ、お気軽にお問合せください!

まとめ

この記事では、クラウド型介護ソフトを中心にパッケージ型介護ソフトとの比較や解説をしてきました。

介護ソフトと言っても各社から様々なソフトが販売されているので、導入ソフトについて迷われている際には、まず「クラウド型介護ソフト」と「パッケージ型介護ソフト」どちらが事業所の運営に合いそうか?から比較検討を進めてみるのがおすすめです。

事業所の運営に合う適切な介護ソフトを選び、よりよい事業所運営とサービス提供に繋げていきましょう!


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