介護ソフトは大手メーカーから選ぶべき?業務の効率化に繋がるポイントとは



大手メーカーの介護ソフトにはどのような特徴があるのでしょうか。介護ソフト選びに迷っている介護事業者様はぜひこの記事を参考にしてください。

介護ソフト大手

目次

大手メーカーの介護ソフトとは

介護ソフトとは、介護関連の請求や管理業務の効率化を目的としたソフトのことを言います。ただし、メーカーによって利用できるサービス内容が異なります。また、介護ソフトの導入を検討しているものの、なかなか実際に導入に踏み切れないという事業者様の中には「どのソフトを選べばいいのかわからない」というケースも多いのではないでしょうか。

おすすめの介護ソフト選定方法の1つとして*大手メーカーの介護ソフト*から検討することが挙げられます。大手メーカーの介護ソフトには、主に次のような特長があります。

1.撤退リスクが低い

大手メーカーの介護ソフトを選ぶ大きなメリットの一つに、撤退リスクの低さが挙げられます。もちろん使用する介護ソフトにもよりますが、撤退しない=常に最新の情報を取り入れた使い慣れたフォーマットが使用可能ということになります。これは、作業効率のアップにも繋がるでしょう。また、使用している介護ソフトが撤退してしまった場合、新たな介護ソフトの比較検討・職員への操作方法の周知等、様々な事務コストが生じてしまいます。これを避けるためにも撤退リスクの少ないソフトを選ぶことをおすすめします。

2.サポートが充実している

大手メーカーの介護ソフトは、充実したサポートを売りにしている会社も少なくありません。導入から使用中のトラブルまで、しっかりとしたサポートが受けられるかどうかも介護ソフト選びの大切なポイントと言えます。サポート種類の豊富さにも注目です。電話でのカスタマーサービスしか提供していない会社もあれば、WEBサポートや訪問サポートなど様々なサポートを展開している会社もあります。

3.データが守られる

以前の介護ソフトでは、パソコンにパッケージ製品をインストールして使用するタイプが主流でした。しかし現在の介護ソフトメーカーの中には、オンライン上で使用するASP型のソフトが増えてきています。それぞれの導入形式によって個人データの保管方法も異なるため、この点にも注目です。データをクラウド上に保管するASP型介護ソフトでは、情報漏えい等を防ぐためのセキュリティが非常に重要です。大手介護ソフトメーカーでは、セキュリティのノウハウも蓄積されているため、大切な個人情報の保管を任せる、といった面では安心できるでしょう。

4.導入数が多い

大手メーカーの介護ソフトはやはり導入数が多い傾向があります。導入数が多ければ多いほど、様々なニーズに対応するための改良が必要となりますので、多くの介護事業所にとって*使いやすいアプリケーションになりやすい*という傾向があります。

5.幅広いサービスで利用できる

大手メーカーの介護ソフトは、居宅介護サービス・訪問介護サービス・通所介護サービスなど、複数のサービス業種に対してソフトを展開していることが少なくありません。事業所で複数のサービスを提供している場合、使い慣れたフォーマットで全く違うサービスの帳票を管理することも可能です。

大手メーカーの介護ソフトを選ぶメリット

では実際に大手メーカーの介護ソフトを導入すると、どういうメリットが得られるのでしょうか。ここでは実際に起こりうる次のような場面を想定して見ていきましょう。

1.法律が変わり帳票の書式に一部変更があった

2.新しいケアサービスに参入することになった

1.法律が変わり帳票の書式に一部変更があった

介護に関する法律は頻繁に見直しがされており、数年に一度のペースで介護報酬やケア内容、帳票の書式の変更が行われています。ほとんどの介護ソフトにおいては遅かれ早かれ法改正に対するアップデートが行われますが、万が一 介護ソフト事業から撤退してしまった場合には更新が途絶えてしまう ことになります。

有名なメーカーの場合、事業撤退のリスクが低いため、帳票の書式変更や介護報酬・加算内容の変更などに対応したソフトを使い続けられるというメリットがあります。法律の改正を把握し忘れ、うっかり以前の書式のまま請求業務を行ってしまうなどといったミスの予防にも役立つという点も押さえておきたいポイントです。

2.新しいサービス業種に参入することになった

まずは居宅介護支援事業所として開業し、軌道に乗れば訪問介護サービスや福祉用具貸与サービスなど、他のサービス業種への参入を検討したい、など順次サービス展開をしたいと考えている事業者様も多いのではないでしょうか。

そうした新しいサービスへの参入を考えているのなら、介護ソフトはメジャーなメーカーを選ぶことをおすすめします。なぜなら、大手メーカーの介護ソフトは、ある特定の介護サービスソフトだけではなく、複数の介護サービスに向けたソフトを開発していることが多いからです。

新しいサービスへの参入時には、全く書式の異なる帳票類で戸惑うことも少なくありません。他のサービスで使い慣れたソフトを使用し、しっかりとサポートを受けることができれば、新しいケアサービスへの参入もスムーズになるでしょう。

大手メーカーの介護ソフトの選び方

ここまで大手メーカーの介護ソフトを選ぶメリットについてみてきましたが「大手メーカーも複数あるけれどどうやって選べばいいの?」と疑問に思っている方もいらっしゃるかと思います。ここではそんな大手メーカーの介護ソフトの選び方について見ていきましょう。

1.口コミサイトを参考にする

2.比較サイトを参考にする

3.無料お試し期間を利用する

4.説明会やセミナーに参加する

1. 口コミサイトを参考にする

大手メーカーの介護ソフトは、シェア数が多いため自然と口コミが集まります。あくまで個人的な感想であるため、すべてを鵜呑みにすることは避け参考程度に活用するのが無難ですが、実際に使用した人の感想を加味しながら選ぶといいでしょう。

2.比較サイトを参考にする

「介護ソフト 比較」などと検索すれば、大手メーカーの介護ソフトの性能や価格を比較したサイトもたくさん出てきます。ランキングサイトでは選んだ人の主観が入りがちですが、使える機能や価格などの主に数値的な部分は容易に比較できるため、こうしたサイトである程度介護ソフトの目星をつけておくのもおすすめです。

3.無料お試し期間を利用する

大手メーカーの介護ソフトの多くは、平均1~3カ月程度の無料お試し期間を設けています。どれだけ評価が高くても、使う職員によっては使いにくいと感じることもありますので、無料お試し期間のあるソフトはぜひ積極的に利用するようにしましょう。

4.説明会やセミナーに参加する

介護ソフトを提供している大手メーカーの中には、事業の一環として*無料の説明会や、介護事業者向けのセミナー*を開催している会社もあります。介護ソフトの使い方や利便性などを宣伝するセミナーもありますが、次回の法律改定に向けた対策や職員定着のコツなど、介護ソフトに関する内容を超えたセミナーの開催が全国各地で開催されています。弊社が提供するカイポケにおいても、介護事業者向けのセミナーを多数開催しております。

介護ソフトの機能や使いやすさだけではなく、会社への信頼性も考慮して選ぶようにすると、より安心して利用できるのではないでしょうか。

最後に

介護ソフトを使用する上で避けなければならない事態の1つとして、導入前後のギャップを減らすことがあります。どのような介護ソフトにおいても全て想像通りに運用できることはまずないのではないかと思います。画面入力のしやすさやカスタマーサポートの応対力、法改正対応のスピードなど、導入前では入念に検討できなかった部分が少しはあるかと思います。このようなギャップを少しでも減らすためにも、情報を集めること、使用感を確認することが重要となってきます。

介護ソフトをうまく利用できれば、日々の業務の効率化に繋がります。こうして削減した時間を利用者との時間に充てられれば、利用者満足度も上がり、事業所としての評価の向上にも繋がりますので、まだ導入されていない介護事業所様は、ぜひご検討ください。

もしこちらの記事が、介護ソフト選びのお役に立てたならば、他の事業所様にも参考にしていただけるよう、シェアしていただけると幸いです。

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