お得な介護ソフトの料金は?賢くお得に介護ソフトを利用しましょう!



これから介護ソフトを導入しようと思っている方、もしくは変更しようと思っている方、多々いらっしゃると思いますが、皆さんは、介護ソフトの料金体系についてご存じでしょうか?介護ソフトにかかる料金というのは、選択した介護ソフト会社や、そのソフトの形式、また、ソフトを購入するのか、レンタルするのかによっても異なってきます。さらに、数年ごとに行われる介護報酬改定に伴うアップデートや、データ移行に関しても、無料のものもあれば追加出費が必要なものもあります。介護ソフトの料金体系についていくつかポイントを踏まえて解説します。

介護ソフト料金

目次

介護ソフトの料金体系について

初期費用と月額費用を払う方式

介護ソフトを導入するにあたり、導入初期費用というものがかかるソフトがあります。最近の介護ソフトの多くは、初期費用は無料のものが多く存在しますが、中には初期費用が非常に高価なソフトもあります。

同じように月額費用でも比較的安価なものから高価なソフトまでピンきりといった状況です。こういった状況の中、事業所としてソフトの選択する際に基準としたいこととして、ソフトの希望使用期間が挙げられます。ソフトを選ぶ際には値段というシビアな問題から、つい目先の初期費用等を気にしてしまいがちですが、まずはソフトを一度導入したら最低限どのくらいの期間使用したいかを考えましょう。そうすれば、初期費用や月額費用に惑わされることなくフラットに比較することができます。

従量課金制について

従量課金とは、利用者の人数や、介護報酬請求額に応じて、料金が変わることをいいます。利用者人数や介護報酬額の少ない事業所設立初期段階では、他の料金体系ソフトより、金銭的に安く使用できることがあります。しかし、利用者が増えてくると他の料金体系のソフトよりも割高になることが考えられるので、初期費用・月額費用と同じように事業所の将来を見据えて検討する必要があります。

一括購入型とレンタル型の支払い方法の違いについて

一括購入型とは、文字通り、介護ソフトを買いとる形で事業所のパソコンにインストールする形式です。この場合、インターネット環境は不要ですが、ソフト料金とは別に、年間保守料がかかるソフトもあります。一方、レンタル型(月額利用型)の場合は、インターネット環境を用意しなければなりません。さらに、毎月ソフト使用料、もしくは月額保守料が必要になってきます。レンタル型の場合、月額固定のものがほとんどですので、当初想定していなかった料金が発生しにくく、安定した経営が期待できます。また、月単位の支払いのため、ソフト選びに失敗した場合の損失を抑えることができるメリットがあります。

1点、注意が必要な点があります。それは最低契約期間です。契約期間のしばりがある場合では、ソフトが不満足なものであっても乗り換えにくくなります。どちらのタイプであっても、期間のしばりがないか確認を必ずとるようにしましょう。

法改正に伴うアップデートやデータ移行に関しての費用

数年毎に行われてきた介護報酬改定ですが、介護ソフトの場合、その改定内容に準じてアップデートが必要になります。そのアップデートが無料のソフトと、追加課金が必要なソフトがありますので、ソフト導入の際は、アップデート費用についても確認したうえで検討するのが望ましいでしょう。

介護ソフトの形式の違いと料金体系との関係

介護ソフトの数は非常に多いですが、その形式については大別して2つに分けられます。
ひとつはパッケージ型と呼ばれるもの、もうひとつはアプリケーション・サービス・プロバイダ(以下ASP)型と呼ばれるものです。

パッケージ型の利点は、インターネット環境の整備状況に関係なく使用できるという点や、機密性の高いデータをユーザー自身で管理でき、管理者がきちんと管理していれば、第三者からの情報の漏えいの心配がないことです。個人情報が物理的に目の前にあるという心理的な安心感がパッケージ型の大きなメリットともいえるでしょう。逆にデメリットとしては、パソコンの故障やウイルス感染などによる利用者情報の消失や改ざんに備えて、自身で定期的にバックアップをとる必要があるため、日常的に小まめな管理が必要となってきます。また、国保連への伝送のためにISDN回線、もしくはインターネット回線が必要であり、追加費用が発生する点がデメリットとして挙げられます。

ASP型の利点は、インターネットに接続されたデバイス(パソコンやタブレット、スマホ)で、インターネットブラウザ(IEやChromeなど)がインストールされていれば、どこからでも利用できるという点や、初期費用が無料、低価格のソフトが多く、トータルとして比較的安価なものが多いことがメリットとして挙げられます。

また、パッケージ型で必要となる国保連への伝送用ISDN回線の設置が不要ですので、パッケージ型よりも追加費用を抑えられる点もメリットのひとつでしょう。さらに、データのバックアップなどの作業や、バージョンアップ作業は提供会社が行うために、ユーザーの負担が軽減されます。

反対に、ソフト使用にはインターネット回線速度が重要となるので、ネット環境が不安定な場所では業務に支障をきたす可能性があったり、ソフトのカスタマイズが難しかったり、特定のパソコン以外からでも利用できてしまうため、パスワードによるログイン管理を厳重におこなう必要があるというデメリットが挙げられます。

介護ソフトの料金の相場

介護ソフトの料金・費用は、ソフトのタイプ(パッケージやASP)や事業規模やサービス体系によって様々です。そのため、料金や費用の比較は非常に難しいのですが、まずは事業所の規模や提供サービス種別から各ソフトの費用の見積もりをしてもらうことが重要です。見積もりが出たら、少なくとも次の制度改正までは同じソフトを使用する前提で、毎月の管理費や維持費を算出して料金を比較しましょう。介護事業所の立ち上げの多くは、小規模なものが多く、利用者数が安定しない、安定した経営が保証されていない状況が多いため、そのような事業所の多くは初期に費用がかかりにくいASP型を選択することが多い傾向にあります。介護ソフトの選び方については、介護ソフト比較をしたサイトも存在するため、料金を比較するためにも参考にすると良いでしょう。

まとめ

介護ソフトの料金体系についてですが、大切なのは、自身の事業所がどの程度の規模で、どのようなサービスを利用者に提供しているのかということです。これによって、初期費用のかからないものにすべきなのか、しばらくは従量課金制にして様子を見るべきなのかある程度決まります。

また、ソフトの操作性も考慮して選ぶ必要があります。
例えば国保連への請求機能を充実させたソフトがいいのか、ヘルパー給与が計算できるものなど、経営に役立つ機能が付属しているものがいいのかなど、選択するための視点は数多く存在します。

本当にいい介護ソフトを選ぶためには、周りの意見も大切ですが、今の事業所の状態をきちんと把握し、そのニーズに適したものを選択する事業者の力量に多くがかかっているのではないでしょうか。

高いソフトを導入し、機能を使いこなすことができれば経営状況が安定することが期待できますが、事業撤退リスクや、事業所の倒産リスクを考慮すると一概には言えません。また反対に安いソフトを導入し、結果的に安物買いの銭失いになるリスクもあります。

介護事業をこれから発展させて行きたいと思っている方や、介護ソフトを変更しようと思っている方は、今のご自身の事業所の状況を把握できているでしょうか。この記事を読み、少しでも介護ソフト選択までの道筋が見えたのなら幸いです。

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