介護事業所のホームページを簡単に作成するには



介護事業所を運営するにあたり、事務所や施設のホームページを作成することは採用活動や営業活動を行う上で大変重要となります。

利用者や介護職員が、資料請求や応募をする前に、まずはインターネットで検索というのが当たり前になってきています。

様々な介護職員や介護利用者に認識してもらえるような事業所を目指したい方、介護サービスを開業しようとしている方は、この記事をぜひご覧ください。

 

目次

介護事業所にホームページは必要?

介護事業所にとってホームページは、今や宣伝や営業のために必須になっています。

以下に4つの項目に分けて、なぜ必要なのかを説明します。

介護利用者への宣伝活動

利用者本人やご家族が介護事業所の利用を考える時、どんな事業所なのか、施設や設備は新しいのか、規模はどのくらいか、といったことが気になると思います。

利用者本人としては、自分がお試しなどで初めて利用する際には、ホームページの写真などを見て、心構えをしておきたいものでしょう。

ご家族としても、安心して預けられる事業所なのか情報を集めたいのです。

その際に、いきなり連絡をとったり見学したりすることは少しハードルが高いので、まずは ホームページで確認してから、問い合わせや見学をしたい 方はたくさんいらっしゃいます。

1日限りの新聞広告やチラシなどと違い、365日24時間アクセスできるため、 1度ホームページを開設すれば格安の宣伝媒体 として機能します。

また、地域の事業者の一覧等を見た場合に、ホームページがある事業者の方が好印象を与え、差別化を図れます。

介護従事者への宣伝活動(採用活動)

新聞やチラシなどでの採用募集は、費用がかさんでしまうのがネックです。

介護業界は長い間、ケアスタッフ不足という問題を抱えています。

また、定着率も低いゆえに採用活動や募集が何度も行われますので、広告費はかさみます。

そして、これらには字数の制限もあり、写真は通常1枚掲載されるくらいです。

ホームページに採用についての項目を設ければ、 より多くの情報を掲載することができ、新しい職場候補として興味を持って もらえます。

また、チラシなどは、近隣地域に効果的にアピールできるといった利点がある反面、少し離れた地域でも電車などを使って通勤できる人の目には留まりません。

ホームページなら、どこに住んでいる人でもアクセスすることができます。

ケアマネジャーへの営業活動

事業者の方々は、ケアマネジャーへの営業活動も行っておられるでしょう。

特に新規に立ち上げた事業者はケアマネジャーとの接点も少なく、積極的にアピールする必要があります。

ケアマネジャーは訪問などで忙しいので、ゆっくりと事業所について説明する機会を持つことはなかなか難しいです。

空いた時間にホームページを見てもらうなどすることで、 事業所についての、より詳しい情報を提供 することができます。

地域への宣伝活動

グループホームやデイサービスの中には、地域貢献の一環として、夏祭りやコンサート、講演会などのイベントに近隣住民を招待しているところもあります。

どのような活動を行っているのかウェブを通じて知ってもらうことで、 長く続く施設として地域の方の理解を得ることや、しっかりとした事業所であると認識してもらう ためにも役立つでしょう。

 

介護事業所ホームページには何が書いてある?

介護事業所のホームページに一般的に記載されているのは、次のような項目になります。

会社概要

事業内容や資本金、従業員数に加え、系列の事業所がある場合には、そのページやリンクもあります。

また、事業者のコンセプトやモットーといったものも記載されます。こういった情報が明記されていれば、信頼感を与えることができます。

サービス内容

サービスの種類や提供時間帯、利用定員、食事代など介護保険外の料金、アクティビテイなどの内容や月間予定、それらの写真などが掲載されます。

アクセスマップ

住所や電話番号、メールアドレスなどの連絡先の他、最寄り駅からのアクセスについての説明もあります。

サイトによってはGoogle Map にリンクし、地図上で見られる場合もあります。 どこにあるかはっきりわかれば、安心感も違います。

外観写真、内観写真

建物の外観や内観があれば、利用者としても事業所の雰囲気を判断できます。

スタッフの写真や、モデルを使った利用のイメージ写真なども掲載されます。

写真は重要で、利用希望者やその事業所に応募しようかと考えている介護職員に大きな印象を与えるでしょう。

 

ホームページの作成方法とは

ホームページの作成方法は様々ですが、主に3つの方法があります。

自力で作成する

ホームページ作成の知識を持つスタッフが会社内にいれば、外部に発注することなく作成することができ、追加の費用等はかかりません。

規模の大きい事業所やグループ事業所のある会社内には、専属のシステムエンジニアがいる場合もあり、社内対応できます。

小規模の事業者でも、知識を持った職員がいれば可能ですが、最低限の職員で運営している事業所では、ウェブサイト作成の時間や、更新、問題が起こった時の対処にかかりきりになることは難しく、結果残業等で対応することになり、負担が大きくなってしまいます。

業者に委託する

専門の業者に委託すれば、問題が起きても対応してくれ安心です。

しかしながら費用がかかります。最初の作成自体で、簡単なサイトで数万円ですが、少し凝ったサイトになれば数十万円請求されることもあります。

また、サイトの更新やメンテナンスなどの管理も手伝ってもらうとなれば、その都度費用が発生します。

介護ソフトのサービスを利用する

介護ソフトの中には、パッケージの中にホームページ作成機能を含んでいるものもあります。

この場合は追加の費用がかかることなく、ホームページを開設することができます。

また、基本パッケージには含まれていなくても、月額数千円程度で、ホームページ作成とサポートを提供しているものもあります。

業者にホームページ作成と管理を発注するより費用は少なくて済みますが、多少は自分たちで操作する必要があります。

   

まとめ

以前は家族が親のための介護事業者や入所施設を探すためにチェックしていたホームページですが、世代が代わり、今では利用者本人が介護サービス事業者を検索するようにもなってきました。

また、介護職員も、事業所に応募する前に、どういった会社なのか、雰囲気はどうなのかといったことをウェブサイトで調べます。

他事業所との差別化を図り、利用者や介護スタッフを確保するためにも、介護事業所にとってホームページ作成は必須になってきています。

ホームページ作成について、あなたはどう思われますか?

参考になりましたら、ぜひシェアをお願いいたします。

 

 

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