介護記録を音声入力で効率化!ツール・アプリの選び方と導入時の注意点を解説

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介護現場で負担の大きい記録業務。
「記録に追われてご利用者様と向き合う時間が足りない」「職員の負担を減らしたい」という課題の解決策として、「音声入力アプリ」の導入が広がっています。
しかし、種類が多く、どれがよいのかと迷う方も多いのではないでしょうか。

本記事では、介護記録の音声入力アプリの導入を検討している方向けに、導入時の準備や選び方、注意点、おすすめのAIツールをご紹介します。

目次

介護記録を音声入力で作成するメリット

まずは、介護記録を音声入力で作成するメリットをご紹介します。

記録時間の削減

音声入力では話した内容がテキスト化されるので、キーボード入力や手書きよりも文章作成の時間を大幅に短縮できます。

ハンズフリーで記録

話すことで記録ができるので、ケアをしながらでも記録を残すことができます。

記録漏れや記憶違いを防止

その場で記録を残せるので、後から思い出して入力すると起こりやすい記録漏れや記憶違いを防ぐことができます。

職員の負担軽減と離職防止

記録時間や残業の削減により、職員の負担が軽減され、本来のケアに集中できるようになります。
記録作成のために長時間、紙やスマホ・パソコンに向かう必要がなくなるので、肩こりや腱鞘炎など身体的な負担の軽減にも繋がります。
職員の働き方改善により、離職防止の効果も見込めます。

介護現場に音声入力アプリを導入するには?必要な準備

ここからは、音声入力アプリを導入するために必要な準備を解説していきます。

1.端末を準備する

まずは、音声を入力する端末を準備する必要があります。
必ずしも新しく端末を購入する必要はなく、スマホやタブレットなどすでに事業所で使用中の端末を活用できる場合があります。
代表的な端末は以下です。

端末 特徴
スマホ 多くの職員が操作に慣れており、コストを抑えて始めやすい。訪問介護の移動中や訪問先での記録に便利。
タブレット スマホよりも画面が大きく操作がしやすい。デイサービスや介護施設内での記録に便利。
インカム 完全なハンズフリーで音声入力できるのでケアをしながらの記録に最適。施設内の職員間の連絡手段にも便利。
ICレコーダー 録音に特化した機器。シンプルな操作で使いやすい。会議やカンファレンスの記録に活用できる。
専用マイク 据え置き型の高性能マイクをパソコンに接続して使用。雑音を抑えて音声を拾いやすく、認識精度が高い。

どの端末が最適かは活用場面によって異なるので、まずは今ある機器で試してみて、必要に応じて専用機器の導入を検討するのがおすすめです。

2.アプリを準備する

端末の用意ができたら、音声入力を行うためのアプリを選びます。
アプリは大きく以下の3つに分けられます。

3.実際に試してみる

端末とアプリを用意できたら、実際に音声入力で介護記録の作成が可能か試してみましょう。
まずはスマホ・タブレットの標準機能で音声データの文字起こしを試してみるのがおすすめです。

介護記録の音声入力アプリの選び方

介護記録の音声入力アプリを選ぶ際は、以下の観点から検討するとよいでしょう。

音声認識精度

音声入力アプリを選ぶ際に最も注意したいのが、認識精度の高さです。
介護現場では、周囲の雑音が聞こえる場面や、特有の略語・専門用語を使う場面が多いので、アプリの音声認識精度が低いと後で記録を修正する手間が多くなります。

対応端末・操作性

音声入力アプリが現場で使いやすい端末に対応しているかも確認したいポイントです。
サービス種別や事業所の状況によって使いやすい端末が異なります。
持ち運びしやすいスマホは訪問介護や訪問看護、画面が見やすいタブレットはデイサービス、ハンズフリーで使えるインカムは介護施設にそれぞれ適しています。

保有している端末に対応しているアプリを選びましょう。
また、実際に使う職員が直感的に操作できるかどうかも、併せて確認しておくと安心です。

既存の介護ソフトとの連携可否

音声入力アプリで作成した介護記録が、介護ソフトと連携できるかも重要なポイントです。
連携できない場合、記録業務の効率化は一定進めることができますが、コピー&ペースト(コピペ)などの手間が発生します。

料金体系(初期費用・月額)

音声入力アプリは、初期費用や月額料金がどの程度か、事業所の規模や利用頻度に見合っているかも確認しましょう。

サポート体制

操作方法に関する問い合わせ窓口や、導入時のサポートやマニュアルが充実しているかも確認しましょう。

介護記録に音声入力アプリを導入する際の注意点

個人情報の保護・端末の管理を徹底する

音声入力を行うにはどうしても話す必要があるので、個人情報の取り扱いには細心の注意が必要です。
周囲への情報漏えいを防ぐため、事業所の外や他の利用者の近くで話す場合は、話し方や話す内容に留意しましょう。
また、録音したデータの管理や、端末(スマホ・タブレット等)の紛失や盗難防止のパスワードロックなどのセキュリティ対策も徹底しましょう。

現場での運用ルールを定める

音声入力は話す人の話し方や周囲の環境により精度にばらつきが出るので、「誰が・いつ・どのような言葉遣いで入力するか」「専門用語は平易な言葉に言い直す」などのルールを設定しておくとよいでしょう。
誤字脱字がないかや客観的な内容になっているかなど、介護記録として問題ないかも確認しましょう。

音声入力から介護記録を作成するにはAIの活用がおすすめ

スマホやタブレットから音声で入力した内容は、AIにテキスト化・清書・要約させることで記録作成業務の効率化を図ることができます。
おすすめのAIツールは、下記の6つです。

介護記録をAIで効率的に作成する方法やおすすめのツールについては、こちらの記事をご覧ください。

まとめ

介護現場で負担の大きい日々の介護記録に音声入力アプリを導入することで、記録の負担を大幅に削減することができます。
近年はAIを搭載したアプリも登場しているので、さらに便利に使うことができます。

一方で、音声入力はどうしても「話す」必要があるので、個人情報が漏えいするリスクがあります。
個人情報の保護や端末の管理に十分留意して使用しましょう。

まずは無料で使える音声入力アプリから試してみるのがおすすめです。
最後までお読みいただきありがとうございました。

株式会社エス・エム・エス

カイポケメディア編集部

カイポケメディア編集部には、看護師や社会福祉士をはじめ、介護事業所の運営経験者、介護ソフトの導入サポート経験者など、幅広い知見を持つメンバーが在籍しています。
制度と現場の実務に精通した視点から、介護事業所の開業、日々の業務効率化、経営改善に役立つ情報を発信しています。

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