居宅介護支援ソフトの一覧とランキングから選ぶ際の注意点!



居宅介護支援事業所向けのソフトを導入・変更を検討している経営者・管理者の皆様は、より良いソフトを選ぶために比較検討を行われているかと思います。その際に、「居宅介護支援向けのソフトはどのような種類があるの?」や「ランキングサイトを見る際の注意点はあるの?」などの疑問を感じる方もいらっしゃるでしょう。
この記事では、居宅介護支援向けの介護ソフトの一覧や、比較サイトなどのランキングから選ぶ際の注意点やソフト選びの方法などについてご紹介していきます。

居宅系介護ソフト

目次

居宅介護支援向けの介護ソフトとは?

居宅介護支援向けの介護ソフトとは、アセスメントの記録やケアプランの作成、国保連への請求を行うためのソフトやシステムを指します。
介護ソフトを導入することで、利用者様の情報管理や、サービス提供票等の帳票作成などケアマネジャーの日常的な業務を効率的に行うことができるようになります。

居宅介護支援向けの主な機能

居宅介護支援向けの介護ソフト一覧

居宅介護支援事業所向けに介護ソフトを提供している会社は多くあります。以下は、居宅介護支援向けの介護ソフトと、提供している会社の一覧(五十音順)です。

ソフト名 社名
インフォ・テック介護伝送ソフト 株式会社インフォ・テック
WINCARE 富士通株式会社
おくる君 株式会社インタートラスト
カイポケ 株式会社エス・エム・エス
かい録 MICKS株式会社
カナミック 株式会社カナミックネットワーク
かんたん介護ソフト 株式会社LITALICO
絆Core 株式会社内田洋行
Quickけあ2 株式会社ファティマ
ケア樹 株式会社グッドツリー
ケアマネキャロッツ 株式会社キャロッツシステム
ケアマネくん 株式会社日本ケアコミュニケーションズ
ケアマネっ子 株式会社エフワン
SimWork プロテック株式会社
SmileWeb+ 株式会社プラスワン
SOIN 株式会社シーディーアイ
ダンソフトウェア ダンソフトウエア株式会社
つながるケアNEXT 株式会社EMシステムズ
でんそう君 株式会社ハイテックシステムズ
トリケアトプス 岡谷システム株式会社
福祉の森 株式会社日立システムズ
ほのぼのNEXT NDソフトウェア株式会社
ほのぼのmini2 株式会社日本ケアコミュニケーションズ
まもる君クラウド 株式会社インタートラスト
山田方式ケアプラン構造 アントベアクリエイツ合同会社
楽すけ ニップクケアサービス株式会社
楽にネット 情報化支援サービス株式会社
ワイズマン 株式会社ワイズマン

居宅介護支援向けソフトの選び方と比較のポイント

ここでは、数ある居宅介護支援向けのソフトの中から、最適なソフトを選ぶための方法や比較のポイントについて、順を追ってご紹介していきます。

①条件(機能・料金)を明確にする

まずは、居宅介護支援向けのソフトに求める機能と予算の範囲を明確にします。
必要な機能を洗い出す際には、事業所で解決したい課題や困りごとを従業員への聞き取りなどを通して把握し、その課題を解決するためにどのような機能が必要なのかという観点で考えてみましょう。
また、居宅介護支援向けのソフトの価格帯は様々で、無料で利用できるものから、月額数万円のものまであります。そのため、あらかじめ予算を設定しておきましょう。
介護ソフトの料金体系について、 詳しくはこちらの記事をご覧ください

②各社の比較検討を行う

条件を明確にしたら、介護ソフトについて情報収集を行い、比較検討を行います。比較検討を行う際は、以下のようなポイントをチェックしてみましょう。

【居宅介護支援向けソフト選びのポイント】

  1. 対応しているサービス種別
  2. 契約形態
  3. 料金
  4. 無料体験の有無
  5. 機能・サービス
  6. サポート
  7. スマホやタブレットへの対応

居宅介護支援事業所以外にも他のサービス種別も運営している場合は、運営しているすべてのサービス種別に対応しているかという点も確認が必要です。
介護ソフトを選ぶ際の比較のポイントについて、 詳しくはこちらの記事をご覧ください

居宅介護支援向けソフト4社の比較表

ここでは、居宅介護支援向けソフトを4社にしぼって対応サービスや初期費用、機能などについて比較しています。

カイポケ A社 B社 C社
対応サービス 居宅介護支援
通所サービス
訪問サービス
サ高住・有料老人ホーム
居宅介護支援
施設サービス
通所サービス
訪問サービス
サ高住・有料老人ホーム
居宅介護支援
施設サービス
通所サービス
訪問サービス
サ高住・有料老人ホーム
居宅介護支援
通所サービス
訪問サービス
契約形態 月額 5年間使用権パック 月額(ユーザー数の従量課金) 月額
初期費用 なし あり あり あり
無料体験 あり なし あり あり
対応機能 請求・記録 請求・記録 請求・記録 請求
サポートサービス データ移行
電話
電話 電話
研修会
データ移行
電話

③無料体験・デモンストレーションを受ける

情報収集をした上で比較検討をすると、導入したい介護ソフトが絞られてくるかと思いますので、本格導入の前に一度デモンストレーションや無料体験を受けましょう。
令和3年度厚生労働省老人保健事業推進費等補助金により三菱総合研究所が行った 「自身の介護情報を個人・介護事業所等で閲覧できる仕組みについての調査研究」によると、「自由にカスタマイズする機能が少なかった」、「入力したい項目の設定がなかった」、「操作方法が面倒・分かりにくかった」といった理由からソフトの変更に至っているようです。
介護ソフトの変更は職員の負担増加になるので、事前に無料体験を行ってソフトの使用感を確かめて、満足できる介護ソフトを選びましょう。

居宅介護支援向けソフトをランキングから選ぶ際の注意点

居宅介護支援向けソフトは、比較サイトなどでランキングなどが発表されています。比較サイトのランキングを参考にすることで、ソフト会社のホームページや資料だけでは分からないような情報を得ることができる場合もあります。
ただし、ランキングを参考にする上ではいくつか注意点がありますので、一つずつご紹介したいと思います。

注意点①情報の新しさ

居宅介護支援向けソフトは、価格の変更や機能の追加・バージョンアップが行われています。比較サイトに掲載されている情報が古い場合、参考にならないこともあるので、最新の情報が反映されているのか確認した上で、ソフト選びの参考にしましょう。

注意点②運営者情報を確かめる

比較サイト・ランキングサイトの運営者の情報を確認することも大切です。ソフト会社との利害関係がなく中立的な立場で運営しているサイトもあれば、ソフト会社やその関連会社が運営するサイトもあり、偏ったランキングとなっている可能性もあります。
客観的で正確な情報を得るためにも、いくつかのサイトのランキングを見比べるのが良いでしょう。複数のサイトで同じように高い評価を得ているソフトは、その評価が正確である可能性が高くなります。

注意点③口コミの信頼性

多くのランキングサイトには、口コミによる評価付けや実際の口コミが掲載されています。口コミは介護ソフトを比較検討をする上で参考になる情報ですが、件数が少ないと偏った意見だけになってしまう場合がありますので注意しましょう。

主な居宅介護支援向けソフト10選

冒頭でご紹介したように居宅介護支援向けのソフトを提供している企業は多くありますが、今回は10社についてご紹介していきます。(カイポケより以下は五十音順)

カイポケ(株式会社エス・エム・エス)

カイポケ(株式会社エス・エム・エス)

カイポケは、利用者情報管理、介護計画書の作成、介護記録の作成から国保連請求・利用者負担金の請求まで一気通貫で行うことができるクラウド型の介護ソフトです。
費用対効果の良さにご満足いただき、全国46,300以上の事業所に選ばれています。※
※ 2023年7月時点。2023年3月期第2四半期より、障害福祉サービス事業所のカウント方法を介護事業所のカウント方法と統一。

参考(2023年10月10日): https://ads.kaipoke.biz/

カナミック(株式会社カナミックネットワーク)

カナミック(株式会社カナミックネットワーク)

クラウド型介護ソフト・介護システムで地域包括ケア実現に不可欠な医療・介護の多職種間連携機能を提供するカナミックネットワーク。全国で約40,500の事業所、約197,000名にご利用いただき、多職種連携・他法人連携では導入地域数実績トップクラス。在宅医療と介護の地域連携はカナミックにお任せください。

引用(2023年10月10日): https://www.kanamic.net/

ケア樹(株式会社グッドツリー)

ケア樹(株式会社グッドツリー)

介護ソフト・介護システムならケア樹。クラウド型で計画書管理、介護記録、介護請求・伝送まで一気通貫。LIFEやケアプランデータ連携システムにも対応。特養、老健、特定施設、介護付き有料老人ホーム、ケアハウス、通所系、訪問系、居宅介護支援、グループホーム、小規模多機能、サ高住に対応。簡単操作で低価格、導入実績も多数で安心!

引用(2023年10月10日): https://caretree.jp/

ケアマネっ子(株式会社エフワン)

ケアマネっ子(株式会社エフワン)

ケアマネっ子 介護支援ソフト|介護ソフトの導入をご検討なら、他社と比較しても簡単便利でシェア率上昇中の『ケアマネっ子』がお勧めです

引用(2023年10月10日): https://www.f1-net.co.jp/keamane/

寿(株式会社 ソフトサービス)

寿(株式会社 ソフトサービス)

福岡・山口・佐賀・東京・千葉・神奈川・埼玉で医療・福祉システムを販売・導入する当社ソフトサービスライフケアは、医療・介護分野の最適なソフトウェアと親切なサービスをお客様にご提供させていただいております。

引用(2023年10月10日): https://fukushi.soft-service.co.jp/

トリケアトプス(岡谷システム株式会社)

トリケアトプス(岡谷システム株式会社)

業界最安値の介護ソフト・介護システムである「トリケアトプス」は、現場の声から生まれた介護業務支援システムです。実際に操作する人の立場に立って考えられた介護ソフトで低料金ながら誰でも簡単にご利用いただけます。無料で使える機能も一般公開中!

引用(2023年10月10日): https://www.tricare.jp/

福祉の森(株式会社日立システムズ)

福祉の森(株式会社日立システムズ)

「福祉の森」は高齢者や障がい者をはじめ、さまざまな人々の生活を支えている介護施設・障がい者支援施設事業者さまの事務処理や介護・福祉スタッフの作業を支援する業務管理システムです。日立システムズの持つ介護施設、障がい者支援施設向けの関連サービスと連携することで入居者のケアとサービス向上により一層に力を注ぐことができます。

引用(2023年10月10日): https://www.hitachi-systems.com/ind/fukushinomori/

ほのぼのNEXT(エヌ・デーソフトウェア株式会社)

ほのぼのNEXT(エヌ・デーソフトウェア株式会社)

NDソフトウェアは72,000を超える介護、障がい福祉事業者への導入実績を誇る業界トップシェア。端末や音声での記録、センサー連携やインカムなどで業務効率化をサポート。

引用(2023年10月10日): https://www.ndsoft.jp/product/next/

HOPE LifeMark-WINCARE(富士通株式会社)

HOPE LifeMark-WINCARE(富士通株式会社)

地域包括ケアシステムの構築や介護人材の確保、ビジネス強化の必要性など、介護現場には多くの課題が存在します。
HOPE LifeMark-WINCAREは、「様々な課題を解決し、介護の現場にイノベーションを」をコンセプトにお客様に最適なソリューションをお届けします。

引用(2023年10月10日): https://www.fujitsu.com/jp/solutions/industry/healthcare/products/lifemarkwincare/

ワイズマンシステムSP(株式会社ワイズマン)

ワイズマンシステムSP(株式会社ワイズマン)

ワイズマンでは、医療・介護・福祉の分野に特化したソフトウェア開発のパイオニアとして、企画から開発、販売、サポートまでワンストップソリューションで展開しています。豊富な実績とノウハウを生かし、医療施設から介護事業所まで、お客様の幅広いニーズに応えるトータルソリューションをご提供します。

引用(2023年10月10日): https://www.wiseman.co.jp/

居宅介護支援向けソフトならカイポケ【タブレット無料】

カイポケは、利用者情報管理、ケアプランの作成、予定・実績管理、国保連請求まで一気通貫で行うことができるクラウド型の介護ソフトです。
請求業務だけでなく、開業支援・人事労務管理・財務支援など、居宅介護支援事業所の経営を支援する様々な機能・サービスがあります。
さらに、ソフトの基本料金は『月額5,000円』で、タブレット1台(通信15GB込)を『無料』でレンタルすることができます。
カイポケの詳細については、 こちらから詳しい資料を請求することができますので、ぜひお申込みください。

カイポケ管理画面

居宅介護支援で介護ソフト「カイポケ」を導入した方の声

ここでは、居宅介護支援向けソフト(カイポケ)を実際に導入した皆様の声をご紹介していきます。

請求業務がスピードアップした

複数のパソコンから利用しても追加費用がかからないことと、利用者数が増えても料金が変わらない定額制だったため。操作は思ったよりも簡単で、慣れるにつれて請求業務時の入力作業がスピードアップした。

開業費用を抑えられた

新規開設時に何社か問い合わせ、費用が安く開設費用の節約ができる上に、2カ月間収入のない時に無料体験があったため。独立するまで伝送業務を行ったことがなかったが、思ったよりも簡単で、独立ケアマネとしては事務作業の負担が軽くなった。

2つのサービス種別で使ってもコストを抑えられた

もともと使っていたソフトは利用料金が高く、国保連への伝送機能をつけると追加料金が必要なため、ソフトの変更を検討していた。カイポケは価格が安く定額制な上、無料体験をした時に機能がシンプルで操作がしやすいことが決め手になった。
また、訪問介護で使っていたカイポケを居宅介護でも導入したが、料金が安いため、2つのサービスで使ってもコストを抑えることができた。

まとめ

ここまで、居宅介護支援向けの介護ソフトの一覧や、比較サイトなどのランキングから選ぶ際の注意点やソフト選びの方法などについてご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
皆様の事業所にとってより良いソフトを選ぶ上で、情報収集と比較検討は重要なプロセスです。その中で、比較サイトなどのランキング、各社の提供する資料や無料体験では気づかなかった点や多くの事業者に選ばれている理由などを知ることができるという点で貴重な情報となるでしょう。一方で、この記事で紹介したように、ランキングを見る際には様々な注意点がありますので、それらを理解した上で、ソフト選びの参考にしてみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。

カイポケでは無料体験期間をご用意しております。

万が一事業所とソフトが合わなかった場合でも、
一切お金を頂かずにご退会いただくことも可能です。
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