介護請求ソフトを導入するメリットと選び方を解説!国保連伝送ソフトとの違いとは?



介護請求ソフトの導入や乗り換えを考えている事業者の皆様は、国保連伝送ソフトだけでなく、様々な種類の民間介護請求ソフトが存在していることから、「どの介護請求ソフトが使いやすいの?」や「国保連伝送ソフトと介護請求ソフトは何が違うの?」といった点に悩まれているかもしれません。
そこで、この記事では、介護請求ソフトの選び方のポイントや国保連伝送ソフトとの違い、ソフトを導入するメリットなどについてご紹介していきます。

介護請求ソフト

目次

介護請求ソフトとは?

介護請求ソフトとは、利用者様の基本情報とサービス利用の実績を入力することで、請求金額を計算し、国保連(国民健康保険団体連合会)へ送る給付費請求書・明細書、利用者負担金の請求書を発行するためのソフトです。

介護請求ソフトの主な機能

介護請求業務では、国保連に対して、請求データをインターネット経由で伝送することになりますので、「請求金額を計算する機能」と「データを伝送する機能」が備わっています。
また、それ以外にも、

  • 利用者情報の登録・管理
  • 利用者様への領収書の発行
  • 口座引き落とし用のデータ作成
  • サービス提供の記録作成
  • 計画書の作成

など、様々な機能が付属している介護ソフトが販売されています。

介護請求ソフトと国保連伝送ソフトの違い

ソフトを乗り換え・導入したいと考えている皆様の中には、民間の介護請求ソフトと国保連伝送ソフトのどちらがいいのか悩まれている方もいらっしゃるでしょう。
国保連伝送ソフトとは、国保中央会(国民健康保険中央会)が提供している簡易入力システムと伝送通信ソフトを指し、国保連への請求情報の作成と伝送を行うためのソフトです。国保連伝送ソフトについて、 詳しくはこちらの記事をご覧ください。
それではここからは、以下の2つの観点から、介護請求ソフトと国保連伝送ソフトの違いについてご紹介していきます。

  • 料金
  • 機能・サービス

料金の違い

国保連伝送ソフトは初期費用として以下の表のような電子証明書発行料とソフト利用料が必要ですが、それ以外の維持費用はかかりません。
一方、民間の介護請求ソフトの料金は、月額数千円のものから数十万円のものまで実に様々です。介護ソフトの料金体系について、 詳しくはこちらの記事をご覧ください。

国保連伝送ソフト利用料(1ソフトあたり) 6万円
電子証明書発行料(介護保険請求の場合) 1万3,200円
合計 7万3,200円

機能・サービスの違い

国保連伝送ソフトは、国保連への請求書作成・伝送を目的としていますので、それ以外の機能がついていません。民間の介護請求ソフトは、事業者が行う請求業務に対応することを目的としていますので、国保連への請求書作成・伝送の機能に加え、利用者管理、利用者様への請求書発行、入金管理など多様な機能がついています。

民間の介護請求ソフト(一例) 国保連伝送ソフト
計画書作成 ×
記録作成 ×
国保連への請求書作成
利用者様への請求書作成 ×
国保連への伝送
タブレット対応 ×
利用者情報・事業所情報管理

介護請求ソフトを導入するメリット

それではここからは、介護請求ソフトを導入するメリットについてご説明していきます。

  • 請求書の作成業務を効率化できる
  • 返戻のリスクが減る
  • 書類管理業務を効率化できる
  • 知りたい情報へのアクセスが容易になる

請求書の作成業務を効率化できる

介護請求ソフトは、利用者様の基本情報やサービス利用の実績を入力することで、請求金額を計算することができます。そのため、国保連や利用者様へ送る請求書を作成する業務を効率化することができます。

返戻のリスクが減る

介護請求ソフトを使用していない場合、サービス提供記録から実績を転記しなければなりません。その際に、入力ミスなどの間違いが発生してしまう場合があります。
介護請求ソフトには、入力ミスや基本情報と加算の組み合わせが間違っている場合などにエラーを表示してくれる機能がついているものもあるため、返戻のリスクを低下させることができます。

書類管理業務を効率化できる

介護事業所では、国保連への給付費請求書・明細書、給付管理票、利用者負担金の請求書など、多くの書類を作成・管理しなければなりません。
介護請求ソフトを導入すると、システム上に利用者情報や請求書・明細書のデータを保存することができるため、紙に印刷してファイリングをし、棚に並べて保管するといった手間を省くことができます。

知りたい情報へのアクセスが容易になる

紙をファイルに綴って情報を管理していると、ファイリングされた書類の中から手作業でデータを探す必要があるため、知りたい情報を探すのにどうしても時間がかかってしまいます。
介護請求ソフトに情報を保管することで、整理された情報の中から、簡単に必要な情報を検索することができるようになります。

介護請求ソフトを選ぶ際のポイント

介護請求ソフトを選ぶ際には、個別のソフトについてやみくもに調べるのではなく、まずはご自身の事業所において「どのような業務を効率化したいのか」を明確にすることが大切です。
その上で、

  • 料金
  • 機能・サービス
  • 導入方式
  • サポート体制

といった観点から、導入候補に挙がってきたソフトについて比較することもポイントになってきます。
民間の介護ソフトの機能や料金の違いや、介護請求ソフトを選ぶポイントについて、 詳しくはこちらの記事をご覧ください。

介護請求ソフトのランキング

介護請求ソフトを選ぶ上で、介護ソフトの比較ランキングなどを参考にする場合もあるかと思います。
調査データをもとに、実際に介護事業所が利用している介護請求ソフトについて、 こちらの記事で詳しくご紹介していますのでよろしければご覧ください。

介護請求ソフトを導入した人の声

ここでは、介護請求ソフト(カイポケ)を導入した事業所の皆様の声をご紹介したいと思います。ソフト導入を考えている皆様は、ぜひご参考にしてください。

通所介護事業所の声

導入した理由

開業当初は請求業務を効率化するために介護ソフトを導入した。しかし、請求業務以外の業務も効率化したいと思い、カイポケの導入を検討した。

導入後の効果

請求についても、タブレットから実績を反映できるようになったため、3日かかっていた作業が1~2時間ほどで済むようになった。
また、請求だけでなく、記録業務も簡単にできて転記の作業もなくなったため、記録にかかわる作業時間を月15時間ほど削減することができた。

訪問介護事業所の声

導入した理由

事業所を設立するにあたって、色々なソフトを見たが、どれも価格がとても高く機能にも特色が無いという印象だった。カイポケは低価格なうえに他のソフトと同レベルの機能が揃っていたし、自社でサーバーを用意したりバックアップをとったりする必要もないので導入した。

導入後の効果

導入してみて、コスト負担が少ないことがとても大きい。また、導入したばかりの頃は操作方法がよく分からずサポートセンターに電話したが、丁寧に教えていただきとても助かった。

福祉用具貸与事業所の声

導入した理由

帳票を用いて請求を行っていたが、利用者数が増えるのに伴い、毎月の実績や請求業務に多大な時間を費やしていたため。他のソフトの導入も検討していたが、高額のため導入することができずにいた。

導入後の効果

月末の実績作成や国保連への請求・利用者様への請求が一体でできるため、月間の業務時間が約3分の1程度になり、他の業務をすることができるようになった。

介護請求ソフトならカイポケがおすすめ!

カイポケは、記録から国保連請求まで一気通貫で行うことができるクラウド型の介護請求ソフトです。
さらに、記録・請求業務だけでなく、開業支援・人事労務管理・財務支援・営業支援など、介護事業の経営を支援する様々な機能がついています。
カイポケについては、 こちらから詳しい資料を請求することができますので、ぜひご参考にしてください。

まとめ

ここまで、介護請求ソフトの選び方のポイントや導入するメリット、国保連伝送ソフトとの違いなどについてご紹介してきましたが、いかがでしょうか。
民間の介護請求ソフトと国保連伝送ソフトには、料金や機能に違いがあることをお分かりいただけたと思います。
また、民間の介護請求ソフトにも様々な種類のものがあります。そのため、ソフトを選ぶ際には、まずは事業所において予算と使いたい機能を明確にすることが大切です。その上で、料金、機能・サービス、導入方式、サポート体制といった項目で、各ソフトに点数をつけて比較してみましょう。
ここでご紹介した内容が、皆様の介護請求ソフト選びの参考になれば幸いです。最後までお読みいただきありがとうございました。


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