【平成30年度改定対応】入所前後訪問指導加算とは？加算の概要や要件、単位数について

入所前後訪問指導加算とは？

入所前後訪問指導加算とは、ご利用者およびご家族の意向を踏まえながら、退所後を見据えた生活機能の維持・向上のための具体的な目標を掲げた施設サービス計画書を作成し、退所を目的とした診療方針の決定をしたときに算定される加算です。

入所前後訪問指導加算の目的について

在宅と施設が切れ目ない支援を行うために、ご利用者の退所後の生活を支援する目標を掲げて機能改善を行った場合、施設に対して評価を行うことが目的です。

入所前後訪問指導加算を算定できる対象事業者

入所前後訪問指導加算を算定できる対象事業者は、厚生労働省が定めた基準に沿って都道府県に届け出がしてある指定介護老人保健施設です。

上記を行った場合、1回を限度として次のように算定できます。
入所前後訪問指導加算Ⅰ　　450単位
入所前後訪問指導加算Ⅱ　　480単位

ご利用者の退所後の生活を支援するために2015年の介護報酬改定では、入所前後訪問指導加算Ⅰと入所前後訪問指導加算Ⅱに分けられました。これは、在宅と施設間で切れ目ない支援を行い、ご利用者が自立した生活が維持できるようするためです。

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