【平成30年度改定対応】排せつ支援加算とは?
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排せつ支援加算とは?
排せつ支援加算は2018年度に創設された加算です。介護老人福祉施設、地域密着型介護老人福祉施設入所者生活介護、介護老人保健施設、介護療養型医療施設、介護医療院の排せつ障害等がある入所者に対し、多職種が協働して支援計画を作成し、その計画に基づき支援することが評価されます。
種類および単位数
該当事業所の算定単位数は共通であり、以下のようになります。
現行 | 改定後 | |
---|---|---|
排せつ支援加算 | なし | 100単位/月 |
算定要件
排せつに介護を要とする入所者のうち、適切な対応を行うことによって要介護状態の軽減が見込まれると医師等が判断した者に対して、以下の取り組みを行うことにより算定することが出来ます。
- 施設の医師、看護師、介護支援専門員他が共同で、該当する入所者が排せつ介護を必要とする原因を分析すること
- 原因分析に基づいた支援計画を作成する。
- 支援計画に基づいた支援を継続して実施する。
※「排せつに介護を要とする入所者」とは、要介護認定調査の際に用いられる「認定調査員テキスト2009改訂版(平成27年4月改定)」の方法を用いて、排尿または排便の状態が、「一部介助」または「全介助」と評価される入所者をいいます。
留意事項
算定は支援を開始した日が属する月から6ヶ月以内の期間に限り算定できます。
同一入所期間中に排せつ支援加算を算定している場合は算定出来ません。
排せつ支援計画は、入所者一人ひとりの特性を勘案し個別に作成しますので、同じような内容の計画とならないように留意しましょう。