【平成30年度改定対応】入居継続支援加算とは?
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入居継続支援加算とは?
入居継続支援加算とは、特定施設入居者生活介護事業所、地域密着型特定施設入居者生活介護において、痰の吸引などの質の高いケアを提供する事業所に対する評価として2018年度に創設された加算です。
種類および単位数
入居継続支援加算 36単位/日
算定要件
- 痰の吸引等のケアを必要とする利用者の割合が、全利用者の15パーセント以上であること
- 介護福祉士の数が、利用者数が6人または、その端数を増すごとに1名以上であること
- 人員基準欠如に該当していないこと
留意事項
痰の吸引等のケアを必要とする利用者の割合の算定は、前3ヵ月間の末日時点の割合の平均について算出します。継続して毎月、前3ヵ月間の平均を算出し、該当しない場合は速やかに届け出をする必要があります。
また、介護福祉士の数は常勤換算方法にて前3ヵ月間の平均を算出し、利用者数は前年度の平均利用者数を使用します。
まとめ
医療ニーズの高まっている背景で、特定施設生活介護事業所では、より質の高いケアを提供する事業所を評価する方針で介護報酬が改定されました。特に他の加算の対象にもなっている介護福祉士をいかに確保するかが介護事業所の経営に影響を与えることとなるでしょう。